青森県の十和田湖に向かう街道に蔦(つた)温泉旅館がある。
明治の文人が宿にした温泉で有名。
千年の秘湯とされる湯殿がある。湯殿下からおならをしたように
源泉が沸き上がってくる。静かに湯につかっていると平の油面に
ぷく ぷくと 場所を変えて気泡が見える。まるでおならをしたような気泡
である。静かに湯に浸かっていないと分からない。透明な温泉。無味無臭
湯殿の下流側に横寝できる場所がある。こぼれる温泉水が背中を温める。悠久な時間
を楽しめる。男女時間帯で入浴。
二部屋の高級な部屋は現代的なベッドもあり、畳に布団でない部屋もある。但し高い。
食事は食堂で食べるが、冬は部屋着では寒い。ストーブが置いてある。趣のある木造
建屋。廊下を寒いが部屋は暖かい。旅館全体が温かくない、それが普通。昔の温泉旅館を
経験できる。十和田湖の周辺は温泉旅館が多くある。冬季は積雪で営業しない温泉がある。
ここの野天風呂を次回書きたい。川の際にある野天風呂。これが良い。
de 非自然人