UAEはドバイが首都と思っている人が多い?
ドバイはドバイ王国で漁村の小国。
アブダビ国が石油産出も多く金持ちの国。
お仕事でその王様に関わる仕事をした。
仲間はその王様でなく通訳。
カイロ大学を卒業した日本人。
ひげを生やし、実直な人。
今元気でいるだろうか。
信頼が置ける通訳で現地の人も信頼を置いている。
私がアンテナ工事の基礎をしなければならず
一人で砂漠の真ん中で、穴堀をしていた。王様は
技術者は偉い、土を触る仕事をさせてはいけない。
通訳がその意向を伝えて呉れた。30人くらい居ればと
工事が早く終わると 伝えて貰った。
次の日 本当に30人の労働者が居た。楽をしたついでに
王様の別荘にTVの映りが悪い。電話が日本に通じない
色々不便なことを呟いた。通訳はそれをそのまま王様に伝えたらしい。
帰国後1か月もたたない内に、勤め先の社長から王様に何をしでかしたか
質問があった。NEC社長から勤め先の社長に電話があったらしい。急遽TV中継局と電話交換機が
発注された そのお礼らしい。
私のつぶやきが 通訳が素直に王様に伝えた結果 日本の技術者が言っていることに
嘘はない。 1年もしない内にTV中継局が出来、電話局の交換機は
イギリスから日本製(NEC)に変わった。
NECの会長は何百億円の契約に成功した。褒美は何と六本木にある超超高級料亭
福田屋に主賓として招かれた。
通訳は実直な人、通訳する時、自分の意見は言わない、人のお話したことをそのまま通訳する。
語学が堪能だけでは、心が通じている。その通訳だからこそ、日本を信頼していたと思い
決断をしたと思う。信頼は物差しで表現するのは難しいが心の重さは感じられる。
本当に通訳に呟いた話が自然に大きな結果となる。言動に信頼があればこその結果か。
お元気ですか。まだ通訳の仕事していますか。どこにお住まいですか。今UAEの創成期
頃 この仕事が果たした意義や影響が殿なものがあったか聞きたい。
福田屋にはもう一度行くことはない。政界人、大会社の社長幹部級が密談する?場所。
知っても口を割らなサービスがついている。これも料金の一部 お金がかかる。
日本の人柄をアラブ人は分かっている。日本人に似た文化がある。恩を受けた人は忘れない。
一生忘れない硬い約束である。王さまと「食事をしたことは」直ぐにも全員に伝わる。
アポ無し訪問もOK。 ただ30分ほど空冷設備の利く王間で30分ほどいた。それが栄誉。
また 特別な見方が周囲に与える。欧米の社長級でもアポが難しい時代だった。今は分からない。
UAE大使館からの返事はまだないが、もう一回会いたい。今昔模様のアブダビを。
通訳の仲間は大事だ。通訳が色気を出すと「思わぬ」痛い思いをする。ビジネス原語は英語。
英語で交渉となるが、通訳は英語もOK。通訳の中に内容からお金の種を探している人がいる。
仲間の通訳は言われたことのみを話す。また正しいことを。内容のポイントを理解して話をする。
つまり 言語だけでなく 通訳は内容を理解して初めて通訳の仕事が成り立つ。
こんな人何処にいるのか 彼が居なければヒルトンホテルの超高級部屋には泊まれない。費用はすべて
王様持ち。お酒も夕方からホテルでこっそりと。オランダのビール 約3ドル。ミネラル水 10ドル。
アラブ人の心を理解が必要。心が通じ合う信頼関係には時間がかかる。壊れるのは一瞬。通訳の仕事に
そのプロ意識を見た。相手は忘れているかも。仲間に登録。またあいたい。日本人の心を世界に知って貰いたい。
シュクラン