ブッダの真理
【ブッダ真理に生きた聖者】若き日のシッダールタ*苦行の林・シッダールタの苦行苦行の中止シッダールタは悪魔の誘惑をきっぱりと退けたものの、苦行を続けることには疑念が生じていました。その時、美しい音楽が聞こえてきました。神々の帝王インドラがリュート(竪琴)を奏でる音です。リュートの一本一本の弦からはじきだされる音は、一つひとつ、輝くような音の粒となって、シッダールタの耳にとどきました。弦を強く張り過ぎてキンキンした音、弦がゆるんでボソボソした音、それらはまったくありません。すべてがほどよく緊張した音でした。シッダールタは、苦行をやめることを決意しました。極端な苦行は張りすぎた弦のようなもの。耳ざわりな音しか出せないだけでなく、張りすぎれば切れてしまいます。このとき、「中道」という重要な考えかたが生まれたとされます。「何事も極端におこなうのはよくない。中ほどの道こそ、正しい道である」これが中道といわれる考えかたです。行動だけでなく、物事をかたよって見る偏見を、仏教では中道からはずれた邪見とします。そして、なぜ邪見が生じるのかというと、立場、名誉、利益などにこだわる心、いわいる執着とよばれる心の暗がりが、それを生むのだといいます。◎執着を忘れて釈尊の最高の教え法華経を日々、学びたいです。一乗会本部教会のホームページhttp://ichijo-123.net/