ブッダの真理
【ブッダ真理に生きた聖者】若き日のシッダールタ*ブッタ=真理に生きる者・ただ、一人で故郷での伝道・シャカ族の帰依釈尊はブッダの神通力を自在に駆使することができましたが、その生活は、ほかの修行者たちと変わりがありません。朝の托鉢にも、弟子たちと同じようにでかけました。ところが、それがシャカ国の王族の誇りを、ひどく傷つけることになりました。釈尊は身分の上下にかかわらず、カビラヴァスの家々の門口に立ったからです。「王子ともあろうものが、庶民に食のほどこしを受けることは、なんということだ」王族の人びとは、そういって釈尊の行動に顔をしかめました。しかし、ブッダの神通力を目のあたり見たこともあって、はじめに父王が釈尊に帰依をしました。帰依とは、信じ敬うことです。王に続いて多くの者が釈尊に帰依し、ただちに出家して弟子になった者もいます。ただ、釈尊の妃であったヤショーダラーの心を閉ざされていました。ヤショーダラーは、子のラーフラには王位を継がせたいと望んでいたのです。それでわずか七歳のラーフラに、「王位を譲りわたしてほしい」と釈尊にうったえるように言いふくめました。もとは王位を継ぐはずであった釈尊が「王位はラーフラに」と明言すれば、王位継承権はラーフラのものになるでしょう。「父上、わたしに王位を」このように申し出たラーフラに、釈尊は何も語りませんでした。「ラーフラに継がせるものは、王位ではない。悟りの真理である」と考えながら、黙って歩いていったといいます。その釈尊に、ラーフラはどこまでもついていきました。ラーフラは少年の純粋なまなざしで、釈尊にブッダの輝きを見ていたのです。こうしてラーフラは出家し、釈尊の僧団にくわわることになりました。そして、のちに釈尊の十大弟子の一人になります。また、のちにはヤショーダラーも出家し、最初の尼僧の一人になったのでした。故郷のシャカ国での伝道は成功をおさめ、シャカ族はこぞって家族の一人を出家させたといいます。◎私も正しい教えを子孫に伝え継承することが大事を肝にめいじます。一乗会本部教会のホームページhttp://ichijo-123.ne