ブッダの質問箱
【ブッダの質問箱】ブッダの教え編「拈華微笑」は実話?「拈華微笑」というのは、「マハーカッサバ尊者がブッダの跡継ぎである」と言うために作られた、大乗仏教らしいストーリーですね。花は、仏教の悟りを意味するシンボルでしょう。それをお釈迦さまが折るというのは、お釈迦さまの時代が終わることの象徴です。そして、「わかりました」とマハーカッサバ尊者が以心伝心でうなずくという、わかりやすいロマンチックな話に仕立ててあります。もしそれが本当にあった話なら、テーラワーダ仏教の文献にもなにかあるはるですが、残念ながらありません。しかし、禅宗でも、われわれテーラワーダ仏教でもマハーカッサバ尊者が第一人者です。このエピソードには、テーラワーダ仏教のお坊さんたちでも読み取れないストーリーがあります。マハーカッサバ尊者は、金だけでも八十憶金貨もあった大金もちの家の一人息子でした。そして、大金持ちの一人娘と結婚しました。とてつもない財産家でありながら、しかし、二人とも在家生活が嫌いでたまりませんでした。それでも、両家の親が生きているうちは一緒にいたのですが、二人とも「欲に溺れた生活は嫌いだ。結婚生活のふりをして、内緒で修行生活をしょう」という気持ちで過ごしていました。そして、両家の親が亡くなり葬式もすむと、財産を整理などにも無関心で二人は出家しました。奥さんは出家にふさわしい服を身にまとって出て行きました。カッサパ尊者はかなり豪華な柔らかい生地で作った、良質の衣をまとい、鉢を持って出て行ったのです。神通力でカッサパさんが出家したことを感知したお釈迦さまは見込みあると期待してカッサパさんが通るはずの道のどこかで、木の下に座って出迎えました。ですから、カッサパ尊者がはじめて会った宗教家は、お釈迦さまだったのです。当時の出家スタイルは、どんな宗教家でもいいので、とにかく会った人と話し合ってみて、一般に生活して、気に入らなかったら次のところに行く、というようなものでした。出家したばかりのカッサパ尊者はお釈迦さまに「実践方法を教えてください」と頼みました。◎摩訶迦葉が釈尊から奥義を授けられた故事釈迦が霊鷲山で弟子に説法をした時、梵天王が花を献上した。釈尊は一言も言わず花をひねっただけなのに迦葉は微笑んだ、それを見た釈尊は仏法のすべてを迦葉に授けた。誰も理解することができなかった。私も仏の大慈大悲を授けられても多くのものが理解できていない凡夫です学ぶ心を構築したいです。一乗会本部教会のホームページhttp://ichijo-123.net/