前回に続きお金にまつわる話 2題(^^) | bluearrowのブログ

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前回ブログでは自民党による汚い、顔をしかめる汚いお金の話をしましたが先日は自民党地方議員の集まり、いわゆる若手の程度の低さ、バカさ加減を表すこんなニュースもありました。
識者、一般が寄せたコメントも読むと良いです。
今回は違う面でのお金の話、世の中にはこんな人が居るんだ?という話をしましょう。

毎年夏ですかね?武道館がメインの会場で24時間テレビ。
あれさー、この何年か100キロマラソンみたいなのが恒例になって、走ったからどうだっての?って思うのは私だけ?走者の後方に車を走らせて募金集めろよ、と真剣に提案したい、走る意味がわからんのですよ。
努力すりゃ叶う、みたいな根性論、時代錯誤を感じる。
あと会場の武道館に集まるじゃない、あれどうして入場料取らないかな?武道館って「武道」での使用と「それ以外」では借りる値段に差をつけてて24時間テレビだと1日で350万ぐらい取られてる筈。
準備、本番、撤収で最短でも丸3日の借り切りを運営費用から出すのモッタイナイから入場料で埋めればいい。ただし障がい者手帳をお持ちの方なら無料としたら問題ない。

と、最初から話は違う方向に大きく逸れたんだけど、あの番組1978年に初回放送、アメリカで放送されたチャリティー番組をヒントに考案されたという事で準備に2年ほどを費やしたそうで、進行は長く萩本 欽一さんがやってた。
その準備段階での事。
番組スタート当時の萩本 欽一さんは大変な人気で24時間なんてとてもじゃないが押さえられる状況じゃなかった。
そこを何とかと、イメージにピッタリの番組なんですと口説くこと数ヶ月、どうしても交渉は成立せず事務所の仲介を除外して萩本氏と放送局の直接交渉となった。
放送局としては何としても萩本氏に出てほしく、こうなりゃお金に物を言わすしかないという段階。
直接交渉1回目、「こんな金額でやれる訳がない」「24時間の拘束でとんでもない」と一向になびかない萩本氏。
交渉を重ね徐々に金額は吊り上がり もうこれ以上は1円も積めない金額を提示の4回目、その額は1億に達したと言われてる。
「うんわかった、それで受けましょう」と遂に出演承諾に漕ぎ着けた放送局は安堵。しかし最後の条件があった。
「この金額を今日中にチャリティー口座に振り込みして。私はこの仕事をタダで引き受ける」。
何という事だろう、萩本 欽一さんは24時間のチャリティー番組の進行を最終からボランティアで引き受けるつもりで交渉をした。ギャランティの吊り上げは自分の欲ではなく最初の募金に高額を入金し勢いをつけるためだった。
以降出演する度にそのギャランティの大半をチャリティー口座に寄付し続けたという凄い話。


2003年6月、映画「ピノキオ」リリースを記念してディズニーシーで「あっ‼︎」と言わせる、度肝を抜くような驚くべきショーはないかとスタッフは悩み議論を繰り返したそうで、それはなんだ?歌舞伎、横綱土俵入り、などと さまざまな提案は出るものの これだ、という案は出されないまま時は過ぎ休憩室で見たテレビに流れた音楽番組に全員が顔を見合わせたという。
矢沢 永吉さんに出てもらおう、完全なシークレットで。
それまで世界中のディズニーで系列外のアーティストが歌うショーはただの一度も行われた例はなく、そこで出演交渉に当たったディズニーのスタッフはそこを強調「世界で初めてのショーになります」そして「ゲストを驚かせ感動させるこのショーは矢沢さんにしか出来ない」と。
その言葉に気を良くしたか「わかりました、矢沢一肌脱ぎます」と引き受けてくれた。

そのステージがこれ

この時までミッキー以外は立った例がないリフトで歌う永ちゃん、いいねー。


ギャランティの交渉を後回しにしてたディズニースタッフ、このショーが終わり矢沢事務所に金額の提示をしたところ、この件は事務所はタッチしておらず矢沢個人が受けた仕事、直接お願いします、との返答。

改めて永ちゃんの時間を押さえて出演のお礼とギャランティの話を出したところ永ちゃんは「ギャラ?最初からもらうつもりないです。世界で初めてのショーやらせてくれたんでしょ?」と。

しかしタダでという訳には、とディズニースタッフ、これに対し永ちゃんは「じゃ、どっかに寄付しといて。矢沢の名前でやるよりディズニー名義の方がカッコイイじゃない」と言って支払いは受けず大金をチャリティーした名誉までディズニーに譲った。


このところのニュースには嫌なツラ、嫌な言葉ばかりが出るけど1つも報道されない、隠れた場所にお金にまつわる良い話がありました。



読んで頂きありがとうございました。


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