新年最初に聴いた曲は(^^) | bluearrowのブログ

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元旦の朝に二日酔いの頭を揺すって最寄りのモノレール駅から乗り車内から富士山見てきました(^^)

青空に富士山が綺麗に見えると得した気分。


新年明けましておめでとうございます。
この何年か1月初頭のブログに同じタイトルで書いてますが今回は想い出の話を織り交ぜて みなさんが多分意外だと思う曲を紹介します。

二十歳ぐらいの時代、まだ本業だけでは食えず色んなバイトで繋いで生活し時折り来る本業は有り難く受けてどこへでも出向いた。
このブログの最後に紹介してる「下積み時代」がまさにその頃。

日曜の昼にNHKで のど自慢って放送されてるじゃない、あの仕事を3回やった経験あります。
素人歌のバックバンドをやるからと別に悪い仕事ではなく、今はどうなのか?以前は寄せ集めって言ったら良くないけどバンド組んでるメンバーが出るんじゃなく地元のやれる人に声掛けて臨時のバンドを作ってのステージだったの。
スタンバイが終わったら出場者が出したリクエストで譜面が用意されてて すぐに1回バンドで合わせるのね、次にリハーサルで1回歌ってもらったら次はもう本番っていう凄い慌ただしさ。
こっちはプロ同士だから結構大丈夫なんだけど出場のみなさんは、まーオーディション通って来たんだから そこそこの方たちなんだけど歌い出しを間違ったり外したりしないでよくやってるなってさー。歌詞を飛ばしたり間違えないでキッチリ歌うもんね。

ある日に山形だったか岩手だったか開催地でのメンバーが急病とかで私だけ東京から、地方の仕事は滅多にないし交通費や機材運搬費は出るってんで観光気分で行くか、ぐらいの気持ちが会場に入って台本見て驚いた。
ゲストに三波 春夫さん。
普通はご自身の大編成バンドをお持ちだったけど番組の進行と予算の関係ね、出場者と同じバンドで歌われる事に。正直な話が慌てた。
急に決まった事だから三波春夫さんゲストだと聞かされてなかったのは私だけ。
今まで記憶に残る緊張した仕事の想い出って3つあって、1に中学生の時に内田 裕也さんに呼ばれて初めて出た武道館、2にこのブログ最後に紹介してる永ちゃんのオーディション受けた時、で3が三波 春夫さんゲストのバックをやった時だよ。
別にいつもの仕事を適当にやってる訳じゃないよ、程よく緊張感は持ってやってるけどこの3つの仕事は今でも記憶に残る程のガチガチの緊張感があった。

その日は朝一からスタンバイして一旦楽屋で休んでたんだと思う、ステージで音合わせの時間になって楽屋通路を歩いてたら何かの用で三波 春夫さん、マネージャーか付き人さんと一緒にステージ方向から楽屋に戻って来た、さすがに立ち止まったね。
バンドは揃いのジャケットにネクタイだから私が当日のメンバーだってわかる訳だ、そしたら三波 春夫さん、一瞬立ち止まって私に向かい「今日はよろしくお願いします」って頭下げた。
人間性だよね、こっちは腰まである長い髪に似合わないスーツの二十歳そこそこの小僧っ子だよ、そんなのに向かって頂点の人が言うか?
「こちらこそ」←ぐらい言えたと思うけどカッチンカッチンになってたの今でも覚えてる。

メドレーで2曲「船方さんよ」と「一本刀土俵入り」だったと記憶。
これを出場者と同様に譜面を渡されて1回合わせて2回目にご本人が入って歌って、もう1回やったかな?ぐらいで本番ですよ。
ドラムはリズムというより調子を、拍子を合わせるって感じに軽く入れてくだけで主張しない。
そんな軽く叩くだけなのに結構汗だくだったような記憶がある。
どうしてだか正月になると思い出す、あの時の事。

赤穂浪士のブログを書き終えてから日が浅いからか昨日、元日にふと思いYouTubeから聴いたのは三波 春夫さんの長編歌謡浪曲「元禄名槍譜 俵星 玄蕃」(げんろくめいそうふ たわらぼしげんば)
槍使いの名手 俵星 玄蕃は赤穂浪士 吉良邸討ち入りに助っ人として駆け付けるが加担すれば罪人となる故に大石 内蔵助からこの場は我々だけでと感謝しながら帰される、踵を返すその時に夜鳴き蕎麦屋に扮して吉良邸の動向監視を担った杉野 十兵次が一足遅れ雪を踏み締めて駆け付け玄蕃と出くわす、しかし十兵次が四十七士の一人であった事を知らなかった玄蕃は「おお蕎麦屋か」と声を掛け吉良邸を離れ近くの橋で吉良に助太刀する者はここを通さぬと仁王立ちで槍を構えて立ち塞がる、というストーリーを書いたのは三波 春夫さん別名義「北村 桃児」。
杉野 十兵次は実在した人物で本懐を遂げた後に長府藩 毛利家上屋敷御預後に切腹し現在 浅野 内匠頭とその元家臣の赤穂四十六士(なぜ46名かはブログ見てください)と共に泉岳寺に墓があります。
聴いた事ない方もいらっしゃるでしょう、この機会に是非。

P/Cをアンプに繋いで良い音で物凄い迫力の語りを聴きました。

私は歌の事など全くわからん、だけど本物の歌には魂がこもってて心に響く。

先日お亡くなりになった神田 沙也加さんの歌もニュースでワンフレーズだけミュージカルでの場面が流れたけど その僅かな一節を聴いただけで普通じゃない迫力を感じた。
魂を揺さぶる歌、生声で神田 沙也加さん、三波 春夫さんの歌を二度と聴けないのは非常に残念。

このスタジオミュージシャンという表に出ない仕事、断らず受けたなら年に数回、鳥肌立つ、感動して涙が出るようなメロディ、リリック、パフォーマンスと出会える、だからやめられない。
三波 春夫さんとの出会いも同様に。
NHKの仕事の後日、勉強のため三波 春夫さんのコンサートを聴きに行きました。
通常のバックバンドは「大編成」という表現をしたけど、どのぐらい凄いかって言うと中央、三波 春夫さんの後方にグランドピアノ、上手←ステージ右側ね、に管楽器、トランペットやサックスね、下手← ステージ左手、に弦楽器、バイオリンとかチェロでハープも入り他にエレキ隊がギターとベースにドラムとアコースティックギターも入って和楽器に三味線と琴、尺八で曲によって和太鼓やつづみも出てくるってクラッシックのフルオーケストラに近いかそれ以上の人数。
それでチケット1万円出さなかったと思う、8千円そこらだったかと。
プログラムにスポンサー付けたり会場にポスター貼ったりして運営に当ててる。
Rockとは全く違うスタイルのショーと収入源、なるほどなと思った次第。


本年もbluearrowのブログをどうぞよろしく。
みなさんの健康とご活躍を祈ります。
(あけおめ ことよろ←やめようね、年に1度だけ使うスペシャルな言葉だから正しく)


読んで頂きありがとうございました。

20172月にAmebaデビューしまして人生の節目の出来事を書いたブログがあります。

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