街で見掛けた良い風景 | bluearrowのブログ

bluearrowのブログ

ブログの説明を入力します。

 
それは街で見掛けた とっても良い光景。
 
駅前のバス停での出来事。
夏休みの早い時間なら親子連れを見掛けるじゃないですか。
普段の勤め人に加えて今朝も変わらない賑やかな駅前。
そんなバス停のベンチに親子4人。
30代半ばと見える夫婦と小学校2、3年生の女の子。小学校前の男の子といった親子連れ。
この一団が何とも楽しそうに、何やら話しながら「握りめし」食べている。
まるで美味い、と大声で叫んでいるような、こぼれそうな笑顔で食べ続ける。
その手元をふと見ると、それは粗末な(失礼だが)海苔すら巻いていない正に「握りめし」であった。
持参した弁当を待ち時間に広げて親子の朝食だ。
近くには24時間のマックやファミレスもある。
コンビニで仕入れた「おにぎり」でもない。
持参の弁当。
足元には水筒もあった。
以前にセブン-イレブンを経営していた時に、早朝、リュックを背負った同じぐらいの男の子を連れた母親が来店。
子供に選ばせた「おにぎり」数個を出口前で子供のリュックに入れたのを、ふと思い出し、今、目の前にある光景を比べて歓声を上げたくなった。
あの時、何か やり場の無い腹立たしさを感じた。
 
今日、この光景を、何か大切な、何か大変に貴重な事を目撃したような気持ちで眺め、この両親の大きな愛情を強く受け止めた。
 
この時の映像を脳裏に焼き付けて定着する事が出来た。
あの瞬間に、あの場に居合わせる事が叶った巡り会いに感謝する。