インタビュー | 「アースルーリンドの騎士」

「アースルーリンドの騎士」

オリジナル  で ファンタジー の BL系小説。
そしてオリジナルのイラストブログ。
ストーリーは完全オリジナルのキャラ突っ走り型冒険ファンタジーです。
時折下ネタ、BLネタ入るので、年少の方はお控え願います。

さて・・・。番外編「ファントレイユとの出会い」


の、チャプター1・2・3くらい迄終わりましたね・・・。


この後はまだ充分直しが終わってないので、作者が大変です・・・。


ここらでインタビューしてみましょう。


ギデオン、やっと登場ですが、ファントレイユ、ご意見をどうぞ。


ファントレイユ:この頃は、ギデオンはきっぱり猛獣だと、思っていました・・・。


ギデオン:それで私に対してあんなに遠巻きなのか・・・?


ファントレイユ:普通、相手が猛獣なら、対処方に神経を配るものだ・・・。


大けがをした後に後悔しても遅いだろう?だって・・・。


だが君の方も、よく考えたら私に一目、置いていてくれると言うか


言動に君にしては、気を使っているように思うが・・・。


ギデオン:君は弁が立つし、ともかく君との論争は避けたい所だ・・・。


アドルフェス:このチャプターだろう?ヤンフェスやマントレンが出て、あろう事か


スターグ迄もが、私より先に登場するのは・・・。


レンフィール:作者はシャッセルだけで無く、スターグもひいきしているように思うが・・・。


スターグ:冗談でしょう・・・。作者からは私は都合のいい狂言回し役としてしか


重宝されていない気がする・・・。


ファントレイユ:本編では、レイファスなんか宛われるしな・・・。


スターグ:・・・・・・・・・・・・いくら乱暴で無法者だからって・・・。


邪険にされ過ぎている気がする・・・・・・・・・。


今回だってぬれぎぬなのに・・・。しかもこの頃、目にする度にどハデなやさ男だと


思ってるファントレイユ殿に借りなんか作らされるし・・・・・・・・・。


ファントレイユ:どハデなやさ男?


スターグ:だって・・・。いつだっていい女連れ歩いて、嫌味ったらないじゃないですか・・・。


ファントレイユ:・・・遊び人のお前に言われる筋合いは、無いと思うがな!


ヤンフェス:スターグ・・・。そういう所が迂闊なんだ・・・。


あのアドルフェスですら、ファントレイユには言葉では絡まないぞ・・・。


勝てないと、知っているからな。


アドルフェス:・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。


ギデオン:ファントレイユと言葉でケンカしてみろ・・・。


二度とは消えぬ、心の傷を負うものなんだ・・・。


スターグ:どうしてあんなやさ男相手に図体の立派な先輩達が言葉を


控えるのかと思ってたが、・・・・・・そういう理由なのか・・・?


アドルフェス:懲りないのは、レンフィールくらいだ。


・・・それでも他の奴の1/10くらいしか、ファントレイユには言わないが・・・。


レンフィール:私だってファントレイユ相手に、滅多にやぶは突つかないぞ・・・!


・・・それはぞっとする、蛇が出るからな・・・。


ファントレイユ:やめてくれないか?人でなしのように言うのは。


・・・私はただ事実を端的に、言っているだけだ!


マントレン:事実だからこそ、余計心に、付き刺さるんだ・・・。


皆、俯いて頷く。


ギデオン:彼と話していると、自分では知らなかった自分が


はっきり浮かび上がるしな・・・。


しかもその自分は・・・・・・かなり、覚えのある自分だから、反論しにくいのが特徴だ・・・。


巧妙な、攻め方だ・・・。


相手の攻撃を塞ぎながらも攻め続ける・・・。


そんなやり方をされたら息絶えるのは、直だろう?


ファントレイユ:・・・・・・・・・・・・・・・・・・。私はそんなやり方をしているのか?


全員、頷く。


マントレン:君は普段、それは優雅に、ロマンチックに


見せてはいるが実はもの凄く現実的だろう?


言葉にしろ、剣にしろ、実戦重視で勝ち方を、研究しきっている・・・。ご婦人に対してもそうだ。


で、ひとつ疑問なんだが、いつも自分は勝つ事には興味ないような


顔をしているが実は君ってもしかしてもの凄く


・・・負けず嫌いなんじゃないのか?


思わず全員、乗り出す。


ファントレイユ:それは無いだろう・・・。


勝つ気は無いが、負ける気も無い。


降りかかる火の粉を払っていたら、ただ単に、強くなっただけで・・・。


自分から諍いを起こそうと言う気は無いし。


・・・だって、私の周囲には大抵の相手が私より短気だからな・・・。


ギデオン、アドルフェス、レンフィールが、気づいて顔を下げる。


ファントレイユ;そういう連中と渡り合っていたりしたからこうなっただけで・・・。


ギデオン:それは私のせいと聞こえるが・・・。


ファントレイユ:そう聞こえるのは明らかに君の耳がおかしい。


別に君がどうとか、批判はしていないぞ。


レンフィール:だがお前が話すと、ひっかかりたく無くても、どっか引っかかって


勝手に心が傷つくんだが、どうしなんだ?


ファントレイユ:君の心が勝手にひがんでいるからだ。


全員、そうか?とファントレイユを見る。


マントレン:つまり・・・。大抵の相手は確かに君より短気だが、


大抵の相手は君より、繊細だと言う事だろうな。


ファントレイユ::繊細・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・?


アドルフェス:外見で判断しているな?!


レンフィール:そうだ!いくらアドルフェスがごついからって、神経が


無いと思ったら大間違いだからな!


アドルフェス、レンフィールを睨む。


ギデオン:・・・私も傷つかないと思ってないか?


ファントレイユ:・・・・・・・・・・・・つまり君達は、拳で殴られる方が


心を突き刺されるよりマシだと考えているのか?


アドルフェス:当たり前だろう・・・。


ギデオン:心の傷には薬が、塗れないだろう?


スターグ〈ヤンフェスな顔を寄せて):ファントレイユ殿は、実はあんなに強かったのか?


マントレン:もっと人生経験を積め・・・スターグ。左将軍なんて、運だけで回って


くるもんじゃない・・・。


ファントレイユがギデオンの左に並んだのは、偶然なんかじゃないぞ・・・。


スターグが、思わず、頷いた。


あああ、こんなん書いてたら、今度はファントレイユが左将軍に選ばれた時


の事も書きたくなって来たわ・・・。


それは、ごたごたしただろうに・・・・・・・・・。


ファントレイユ:面白がってるだけだろう?


・・・・・・まあ、そうです・・・・・・・・・・・・。