この決意には、並々ならぬ、想いがあると思います。
相当な覚悟を持って、自分のマラソン人生を
終えることを決めたのだと思います。
「本当に、これで最後」
「ラストラン」
その覚悟を決めたことで、
それまで、重くのしかかっていた
「サブスリーへの壁」や
「目標記録への重圧」から解放され、
力むことなく、伸び伸びと走れることもあります。
また、練習への打ち込み姿勢が変わり、
自分と向き合う時間の大切さ、
カラダを労わることの大切さを、
改めて感じるでしょう。
そのような生活の変化は、走り始めた頃のような
新鮮さを思い出させてくれます。
何の拘りも、執着も、プレッシャーもなく、
ただ、単純に走るのが楽しくて仕方なかった
あの頃に、戻るきっかけを与えてくれることもあります。
「これで、ラストだ!」
その想いは、本物だと思います。
揺るぎのないものだと思います。
しかし、その気持ちを持ったことで、
自分の心の中での、
「変な拘り」や「記録への執着心」、
「過去の記録」や「人との比較」、
「タイムが伸びないことへの苛立ち」、
など、余計なものが排除され、真っ新な気持ちで
レースへ向けての準備が出来るようになります。
余計な物を捨てて、真っ白な状態で練習を重ねること。
それが、今まで到達できなかった「扉」を開ける
きっかけになります。
「ラストは、ラスト」
「本当の最後」
その覚悟を決めたことが、
実は、新しいランニングライフの
スタートになることもあるのです。
「次なんてない、これが最後」
その決意こそが、新たな扉を開ける
「鍵」になります。
最後の最後まで、自分のしてきたことを信じて、
数々の出来事を、辛さを、一緒に乗り越えてくれた
カラダを、脚を、今までの自分、全てを、
褒めてあげてください。
そして、今までの自分を称えてあげるに相応しい
「ラストラン」に、精一杯懸けてみてください。
きっと、今まで頑張ってきた「証」が、
ゴールで待っていることを信じて、
自分自身に「ありがとう」を言える瞬間が
あるのを信じて・・・
諦めなければ夢は掴める
