
マラソンには、成功パターンというのがあります。
その日の天候やコース設定、体調、レース展開、そして雰囲気によって
左右されるのが通常ですが、どんな状況でも安定して結果を出せる
成功パターンを作っておくことで、大きく失速するということは無くなります。
実業団選手は、定期的にメンテナンスをして、弱い個所は強化合宿で鍛えて
貧血対策や体重管理も徹底してサポートされています。
一般の方は、そこまでの取り組みは難しいので、自らが工夫して
安定して走るコツを掴むことが求められます。
1.起床時間は、いつも同じ
2.起床後2時間の行動パターンは、いつも同じ
3.お昼休みは、30分以上ある
4.昼食は、パターンが決まっている
5.仕事中、椅子に座って時間と立っている時間の割合は、いつも同じ
6.残業時間は、ほぼ同じ(その日によってまちまちではない)
7.夕方6時以降の行動パターンは、いつも同じ
8.夕食は、パターンが決まっている
9.入浴時間は、毎日ほぼ同じ
10.就寝1時間前からの行動パターンは、いつも同じ
上記に、YES or NOで答えてみてください。
1.全部YES
2.YESが8~9個
3.YESが5~7個
4.YESが3~6個
5.YESが2個以下
<1.全部YES>
1の方は、基本的には、走りも安定しているランナーさんです。
1の方で結果に波のある方は、レースになると本来の自分とは違う自分が
頑張り過ぎてしまうのが原因でしょう。もう一人の自分がいるということです。
そして、人のカラダはその日によって変化していきますので、
「マラソンは、思うようにはいかないもの」という割り切りが大事です。
思い通りにならなくて当たり前という気持ちを持ちましょう。
<2.YESが8~9個>
2の方も、基本的には、走りも安定しているランナーさんです。
2の方で結果に波のある方は、1の方ほどではないですが、やる気が先に来て、
本来の自分を見失いがちな方だと思います。
頑張る気持ちは分かりますが、いつもの自分でいた方が結果は出るでしょう。
そして、もう少しだけ、自分を許してあげましょう。
完璧にしようとせずに、時には流れに身を任せることも大事です。
「なるようになるさ」という気持ちが大事です。
<3.YESが5~7個>
3の方が、一般的と言えます。そして、この中では一番結果が出やすい方です。
臨機応変に対応する術も心得ているのではないでしょうか。
レースまでのルーティンを持ち、尚且つ、状況に応じて対応できる。
結果に波のある方は、自分のカラダのメンテナンスが出来ていないか
諦めやすいのだと思います。根気強く継続して行ってみましょう。
<4.YESが3~4個>
4の方は、時間が無い中で走った経験がある方だと思います。
成功率が高い方は、既にある程度自分流をお持ちなのだと思います。
今の自分が置かれている状況で、どのようにすれば走れるのかを
理解している方でしょう。
結果が安定しない方は、得意な練習と不得意の練習の組み立てが、
まだ分かっていないのだと思います。
得意と言える練習を探しましょう。
<5.YESが2個以下>
5の方は、週一ランナーさんに近い方だと思います。
なかなか思うように時間が作れずに、計画的に行うのは難しい方です。
結果が出ている方は、思考の柔軟性があり、集中力が高い方だと思います。
結果が安定しない方は、はやり、時間に追われていて、
精神的に余裕を持って走れないのが原因だと思います。
食事面の管理と呼吸を安定させることで、改善されると思います。
<YESがひとつも無い>
全てが、NOの方は、コンディショニングが難しいですね~。
恐らく週一ランナーさんの練習パターンが望ましいでしょう。
極端な話になりますが、毎日練習出来る方よりも
週一ランナーさんの方が、本番に強いというのは事実です。
「欲張らない、割り切りが出来る、プレッシャーがない」
マラソン成功パターンを作る時には、こういうマインドが必要です。
一方で、上級者は、欲を出した方がいいですし、拘りを持つのも大事です。
そして、プレッシャーを感じることによって、それを利用して
潜在能力を引き出すことも可能です。
ただ、それには、自分の生活&練習パターンを安定させる必要があります。
生活&練習パターンが不規則な方は、あえて、出来ない状況を作り
やっと空いた1時間をどう使うかに集中して時短メニューを実施すると
それが成功パターンとなっていきます。
「もう失敗したくない」「走りを安定させたい」という方は、
あえて、自分の時間を制限して、この30分に集中する癖をつけましょう。
きっと、「あっ、これだ!」と思える何かを掴めると思います。
中級者の為のマラソン練習法(26)
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