通常、毎日全力で走り続けて、自分の能力を
最大限に高めていくのは、10年が精一杯と言われています。
トップランナーとして走り続けていられるのは
10年で一区切りと言う意味です。
大学を卒業して、10年間実業団に在籍すると32歳。
30歳を超えて、尚且つ、トップレベルで走り続けているのは、
大きな実績を上げた、ごく一部のトップ選手のみです。
大抵は、自分のレベルを維持できずに引退していきます。
そう考えると、一般のランナーさんは、ある意味、
実業団選手よりもタフなランナーさんが多いです
。
1シーズンに、一度、走っても二度しか走らないのが当たり前の
実業団選手と比べて、年に2~3回、あるいは、それ以上に
レースに参加して、それを何年も続けて走り続けているのは
本当に素晴らしいことです。
この数年、記録が伸びていないという方は、
レースがマンネリ化しているか、怪我に悩んでいるか、
限界に近いと思いこんでいるか、何かしらの原因があるでしょう。
もしも、何年も記録が出ないで、惰性で走っているのでしたら、
今年の9月は、思い切って、こんな練習にチャレンジしてみては
如何でしょうか?
100m×30本。(100mで繋ぐので、2本で400m走ります)
つまり、6000m走ります。
トラックで走ると分かり易いですが、トラックが無い場合は、
20秒を30回繰り返してみましょう。
20秒ビューっと走って、20秒トコトコ走る。
また20秒ビューっと加速して、30秒トコトコ走る。
実は、これが、メンタル面のマンネリ化と
カラダ(筋肉や内臓器官)の慢性疲労を解消する
トレーニングになります。
今まで味わったことのない、妙なキツさと、
今まで味わったことのない、達成感を、
たった、6㎞(あるいは、30分以内)走っただけで
体験することが出来ます。
もの凄く新鮮だと思います。
その日は、それしか走りません。
物足りなくても、それ以上走ってはいけません。
走りたくても我慢しましょう。
我慢した結果は、数日以内に現れます。
あれれと思うほど、カラダが楽に感じます。
慢性疲労の程度によりますが、
軽い方は、翌日にはビックリするくらいカラダが軽くなります。
大抵の方は、翌々日に、嘘のようにカラダが軽く感じて
「久しぶりに、気持ち良く走れたぁ」と思えると思います。
効果が出る走り方のコツは、最初からガツガツ走らないこと。
距離が短いし、楽そうだからと、最初からバンバン飛ばすと
15本目くらいで力尽きてしまいます。
たった、6㎞程度なのに、ヘロヘロになってしまいます。
カラダの中の酸素が、無くなってしまうからです。
この練習のポイントは、ラスト10本をいかに上手に追い込むかです。
最初は、無理をしない。
テンポを意識する。
目線を下げる。
呼吸をコントロールする。
鼓動を聞きながら走る。
常に気持ちに、余裕を持つ。
ラスト10本は、気持ち良く加速する。
力任せに走らずに、脚の回転数を上げて、ピッチで走る。
足首関節、膝関節、股関節の動きをイメージしながら走る。
こういうイメージで行ってみてください。
この練習を、1週間に1回行うだけで、体調が良い方向へ
変化していきますよ。是非、試してみてください。