羽生結弦の可能性 | より速く、より強く、そして・・・より美しく!

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~すべては、ここから始まります~

進化する17歳 羽生結弦から1年。

羽生選手は、益々進化していました。

昨日行われたGPファイナルのSPで

99.84というSPの世界最高得点の

演技を見せてくれました。

1年前の記事では、当時の世界最高得点である

95・32点を出したと書いたのですが、

一年が経って、それを4点ポイント以上も上回る

得点を出したのは、羽生選手の伸びしろの大きさを

感じさせられます。


1年で4ポイントの成長がどんなに凄いかを

男子マラソンを例にするなら・・・

2時間15分の記録から2時間06分台を出すくらいの

伸び率だと言えます。もっとわかりやすく言うと、

今話題の川内選手が、同じ伸び率で走ったとすると

2時間5分台が出ると言えば、分かりやすいと思います。


そんな急激な伸びを見せてくれている羽生選手は、

果たしてこの調子を、オリンピックに

合わせることが出来るでしょうか?


オリンピックイヤーは、ピーキングが難しく

シーズンの後半にピークを持ってこなくてはいけません。

今、ビュンビュンと華麗にジャンプを跳んで成功させていても

シーズン終盤に疲労が出てくれば、

五輪時には自ずとピークが落ちていきます。

ですから、わざと調子が上らない程度に

抑えながら試合に出場し、最終調整をするのです。


バルセロナ五輪男子マラソン銀メダリストの

森下広一さんは、レース直前、

バルセロナ入りしてから調子が良くて良くて

ピークが落ちてしまわないか心配だったと言っていました。

「レースが、あと1週間早かったらもっと調子が良かった」

とレース後に語った気持ちは、本音だったと思います。


究極の勝負を求められるトップアスリート達には

1週間から数日、いや、たった一日のピークのずれで

最高のパフォーマンスになるかどうかを大きく変えるのです。


では、羽生選手は、どうでしょうか?

試合後のインタビューでは、ノーミスを意識せずに

ひとつひとつの演技を丁寧に行ったと言っていました。

得点を気にしたり、大技ばかり意識せず、

自分に出来ることを、精一杯やった結果が、

世界最高得点を生んだのだと。

同じ気持ちでソチ五輪を迎えることが出来れば、

最高の結果が彼を待っていると思います。


因みに、マラソンの場合、最高のピークは、2週間程度と言われています。

トップランナーになればなるほど、この期間が1週間だったり

5日間だったり、3日間だったりします。

そこへピタッと合わせる事が出来れば、夢の記録が出るのです。

川内選手にも、是非、そういうテクニックを身につけて欲しいです。