卒業後、10年以上競技を続けているかというと
その確率はかなり低いと言えます。
特に女子の場合は、高校卒業後実業団入りした選手の
半数近くが、5年以内に陸上界から去って行きます。
現実問題、高校を卒業し、
「さぁ、これからオリンピック目指して頑張るぞ!」と
やる気に満ちあふれて、それまで以上の努力をし
必死になって陸上競技に打ち込む姿勢のある選手は
ほんの一握りしかいなくなってしまいます。
本音を言えば、「少し休みたい」と思っている
選手が大半を占めると思います。
大学へ進んだ選手でも、卒業後に日本のトップ選手として
世界を目指す選手は、3割以下になってしまいます。
何故、陸上競技から離れていってしまうのか?
それは、視野が狭くなっているからだと思います。
高校卒業後に、数ヶ月でも、日本から離れ
異国の地で陸上競技と向かい合ってみると
それまで見てきた陸上競技の世界が
もっともっと楽しく、可能性のあるもに思えてきます。
そういうチャンスを作ってあげるのも
ジュニア選手育成を行っているものの
使命だと思います。
伸びしろのある育成をするためのシステム作りが、
より一層求められる時代であると感じています。
