過去に4年連続で区間賞を獲得した選手で
世界的なランナーになった選手をご存知でしょうか?
記憶に残る選手としてスラスラと名前が出てこない方が
多いと思います。
だからこそ、柏原選手に期待を寄せるのは当然なことです。
彼にはマラソンで活躍出来る、ある資質があります。
前山の神である、今井選手(トヨタ自動車九州:順天堂大学卒)が
マラソンであと一歩苦しんでいる状況を見ると
上りと平坦は違うのか?という論議が沸きますが、
柏原選手は、これまでと違ったスケールで活躍出来る
マラソンランナーとして最も必要な要素があるのです。
4月からは実業団チームである富士通に入社し
将来的にマラソンでのメダル獲得を狙っていると
昨日の記者会見で語っています。
今後の指導の仕方にもよりますが
彼には2時間6分台の記録をコンスタントに出せる可能性があります。
2時間5分台に突入する記録をも出すことも夢ではありません。
既に挫折も経験し、それを乗り越えているという
メンタル面の強さと、狙った大会に確実に走る集中力、
走るのが好きという純粋な気持ち。
彼なら単調でジワジワと苦しさがやってくる
マラソン練習にも耐えていけると思います。
本番でも潜在能力を発揮し、結果を出してくれると思います。
今のマラソン界に旋風を巻き起こすことは十分に考えられます。
ひとつ改善しなければならない点は、スバリ貧血でしょう。
高校時代無名だった彼は、実は貧血症だったのです。
それを克服して大学4年間の輝かしい実績があります。
年齢的には20歳台前半のうちに強い体を作り、
20歳半ばには、どんどんマラソンにチャレンジして
世界の舞台での経験を沢山積んで欲しいです。
「5~6年じっくりトラックで鍛えて…」
そんなことを言わずに、若いうちからドンドン
マラソンを走って欲しいです。
彼なら、新しい日本マラソン界の顔として
我々の夢を叶えてくれる、そんな期待を抱いてしまいます。
