テレビ画面に映し出されましたね。
歓喜に沸く家族や関係者たち。
満足げな選手の様子も見られました。
皆さんは、そのシーンを見てどのような印象を持ちましたか?
私は少々、違和感を持ちました。
オリンピックなど世界の舞台でメダルを獲得した瞬間や、
先日のノーベル賞の受賞発表などは、それに値すると思います。
それとは、充実感や達成感、心からの喜びのことです。
私もプロの世界に身を置く者のひとりとして、
「この選手達のゴールは、一体どこなのだろうか?」
そう思ってしまいました。
親の様子を見ているとプロに入ることが最高の喜び
そんな表情をしていますが、本当にそうでしょうか?
ここまで立派に育てられ、学生という立場から、
野球を志す者の数パーセントしか入れないプロの世界へと
入る訳ですから、それまでの苦労を思うと感慨に咽び泣くのも
当然ですし、その気持ちは十分に理解しています。
でも、そこで、
「まだここは通過点。これからが本当の野球人生の始まりだ」
そういう風に自分を戒めた選手の姿、両親・家族の姿を
映し出しても良かったと、個人的には思います。
男子マラソンが世界へ通じなくなった理由のひとつに
箱根駅伝があると言われています。
お正月の風物詩として毎年高視聴率を記録する箱根駅伝が
男子選手のピークと考える指導関係者は多いです。
女子選手にとっては、師走の高校駅伝がピーク。
そんな声も年々増えています。
実際、高橋尚子さんも、有森裕子さんも、野口みずきさんも、
高校駅伝のヒロインではありませんでした。
どこにピークを持っていくのか。
心身ともに成長し、充実した時期を迎えるのは26~28歳。
その後、35歳いや、38歳くらいまでは世界で活躍できる。
海外のトップ選手の寿命が長いのも、
ピークを迎える時期を20代後半へ持ってくるという
考えのもとに、トレーニングされているからだと思います。
球児達にも、今後の日本野球界を背負って立つ選手、
そして世界へ羽ばたくベースボールプレーヤーへと、
先を急ぐことなく、段階を追って成長していって欲しい。
そんな風に感じています。
皆さんは、どのように思われますか?
過去の日記で反響のあったものです。参考に読んでみて下さい。
スポーツ選手が抱える問題(10月25日)
橋本聖子さんの言葉(7月19日)
