膝の痛み | より速く、より強く、そして・・・より美しく!

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~すべては、ここから始まります~

今日は菅平合宿最終日。


ついさっきまで、佐々木秀実さんのご両親の店で「馬刺し」を食べながら、最後のミーティングを行っていました。


最後の最後まで、秀実’s パパ&ママ&シホちゃん(妹)は笑顔で迎えてくれました。


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(菅平合宿参加メンバーと一緒に記念撮影)


今日は偶然にも、小出監督の母校・順天堂大学出身のラグビーの先生や、私と同じ静岡伊豆出身のラグビーの先生などと出会い、まさに出会いの多い合宿となりました。


出会った皆様、お騒がせして申し訳ありませんでした。


これに懲りずに、今後も小出ファミリーを宜しくお願い致します。


ちなみに・・・次の菅平合宿は9月上旬です!


<膝の外側の痛み解消法>


さて、ここからが本題です。


まずは、膝の痛み(外側)のマッサージのポイントをお教えします。


膝の外側(お皿の真横)から腰に向かって、約5cm移動したところにポイントがあります。


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今回、ある選手(北海道マラソン優勝者)の足が棒のようになって走れなくなってしまったので、15分程度、筋肉の状態をチェックし、柔らかい状態に戻るようにマッサージしました。


菅平は標高約1500m程度の場所に練習環境があります。


ここは、平地に比べ酸素が薄く、アップダウンの多いコースでもあるため、何度も来て環境に練れている選手でないと、体内の血液中の酸素濃度が薄くなり、酸欠状態になってしまいます。


最初の一日二日は血液中に酸素の蓄えがあるから良いのですが、三日目には血液中の酸素を使いきってしまうので、結果、極端に足が重くなって動かなくなったり、呼吸が上がってしまう訳です。


筋肉に酸素が行き渡らなくなるので、当然、筋肉は無酸素状態に近くなり硬直してしまいます。


無理に動かそうとすると腱や靭帯を痛めるので、筋肉が固まった状態では決して無理をしないことです。


場合によっては、肉離れを起こす可能性もありますので、足がパンパンに張っている状態ではウォーキング程度にしておくことが良いでしょう。


幸い、今回は「筋肉の張り」で済みました。


写真で私が指で押しているポイントは「膝の外側の痛み」、「腸脛靭帯炎」に効果的なマッサージポイントです。


実際には腿の側面に沿って、腰骨の下から膝の横までを、手のひらを使って8往復くらい摩ってから (筋肉をほぐすウォーミングアップ) を行ってから、この『痛み止ポイント』を指のひらで刺激を与えると、あら不思議!


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筋肉の緊張は、たちまち解消され、腿全体が柔らかくほぐれるのです。


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うつ伏せのなった状態でマッサージするには、こんな姿勢をとって腿の側面が真上に来るようにすれば、より一層効果的なマッサージが出来ます。


全部で25分程度のストレッチ&マッサージでしたが、昨日までの足の痛み、ギシギシ軋む音、そして腿全体の重さは消えてなくなりました。