昨日、腹を壊しました。
現場待機中、何度も、近くのコンビニや自宅に戻り、トイレに入りました。
腸は、ゴロゴロゴロ・・・・!と、激しい音をたてっぱなしで・・・・人と話している時、
恥ずかしい思いをしていたのでした。
しかし、家に帰り、夜遅くに、「そろそろ遅い夕食をとるか」という話になった時、
「今からどこに行って食べる?」と、いう妻の質問に、私は躊躇なく答えました。
「ココイチ」
「ココイチ??まさか○○さん(私の名)、おなか壊してるのに5辛!とか言うんじゃないでしょうね!」
「行ってみんとわからん。」
そして、案の定、いつものように5辛を注文し、一夜明け、今日になったのでした。
しかし、昨日、あんなにひどかった腹の調子が、嘘のように治っていました。
妻は、「信じられん!?」と、驚き、呆れていましたが、私は、昨晩は、自分の本能に従ったのです。
昨晩は、腹を壊していようが、自分の体が、5辛を求めたのです・・・・で、その結果、治ったのです。
実につまらない、長い前置きですが(↑前置きだったんかい、これ!?・・・と、いうなかれ)、
私も妻も、今まで、大きな決断をする時は、頭で考えるより、本能に従って来ました。
ピンとくる・・・・と、いう表現がありますが、まさしくこれです。
妻との出会いも、本能でした。
まさか将来、夫婦でこのように一緒に仕事をするとは、当時は、夢にも思いませんでしたが、
結果的に、この仕事は性格的な向き不向きもありますので、妻でないと、私の妻は務まりません。
子供も女の子しかいらん!と、思っていて結婚してみると、女の子しか生まれてきませんでした。
まさに、本能の勝利(??)です。
この仕事をしていると、多くの人との出会いがあります。
平均して、1つの物件に対して、7組~10組ほどの方から、お問い合わせをいただきますが、
この中から、どのお客様に購入していただくかも、毎回、私と妻の本能の選択で決まります。
この「本能の選択」は的中率100パーセントで、当社のお客様は皆さん、実にいい方ばかりで、
いい方ばかりではなく、その後、深いお付き合いをさせていただく方も少なくありません。
たとえば、
「体が痛くなった時、助けていただけそうな、優しい整体師の先生がいらっしゃたり」
「私の悪い・・・・を診断してくださるお医者様がいらっしゃたり」
「これが縁で当社の畳工事をしてくださることになった会社の親族の方がいらっしゃったり」
「娘のピアノの先生になってくださる方がいらっしゃたり」
「私が、何度も助けていただいた(?)JAFのスタッフの方がいらっしゃたり」
「旅行代理店にお勤めで、家づくり以後、電車の旅行の手配をすばやくしてくださる方もいましたし」
「将来、経理担当者が引退したら、助けていただきたい社労士の先生もいました」
仕事だけでなく、お会いすると、元気をいただける方もたくさんいて、
(基本的に皆さん明るいポジ系の人ばかりで、暗いネガ系が皆無なので)・・・・家づくり以後も、
いろいろと精神的に(??)お世話になっております。
頭で考えて結論を出すと、うまくいかなかった時、「もっと考えればよかった!」と後悔しますが、
素直な気持ちで本能に従い行動すると、なぜか良い結果が出ますし・・・後悔もありません。
そして、自然と運にも恵まれるのだと思うのです。
生きている以上、運は大事です。
運を引き付けるためには、打算を捨てることです。
「あきらめ」・・・とは、ちょっと違いますが、とにかく、素直に感じるままに進んで、
決まったことは一生懸命にやる・・・すると、運が向いてくる・・・・そんな気がしてなりません。
実は、当社の会長(私の父)は、打算に無縁の性格です。
当然、営業とか売り込みが大の苦手です。
にもかかわらず、突然、ある方の紹介で、仕事の依頼をいただくことが多いのです。
設計の依頼は個人の方もいらっしゃいましたが、法人の社長様が多く、
「工場を作りたいので、設計お願いできますか?」
というお話を、突然、人からの紹介で頂くのです。
そして、その後、一度、設計の依頼をしてくださった社長様は、工場、事務所ビル、社員寮、
商品販売用の店舗、倉庫、役員の方々のご自宅など・・・義理堅く、ずっと会長に設計の依頼を
してくださるのです。
そして、その社長様が、
「私の知り合いが会社経営してて、事務所建てたいらしいので、先生、設計頼める?」
と、また別の法人様を紹介してくださり・・・・その社長様、法人様とも同様のお付き合いが
始まり・・・・・そんなお付き合いがどんどん広がって行き、
「打算皆無、営業苦手」の会長は、35年以上、この仕事を続けてきたのです。
無心でいると、不思議と運に恵まれる・・・・というのは、間違いないという気がしてなりません。
考えて考えて、考え抜いて・・・・という行動の裏には「怖がり」な気持ちが隠れているはず・・・・。
しかし、残念なことに、怖がりで、考えすぎる時に限って物事はうまくいかないことが多い。
これは、いつも否定的な気持ちでいるため、何もかもがマイナスに見えてしまうので、
せっかく近くに現れた「幸運」を本能的に「幸運」と判断できず、
つかみ損なっているだけだと思うのです。
人を疑うのも人間関係にはマイナスですし・・・・。
考えてみれば、自分のことを疑っている人に、好意を持つ人なんていませんしね。
人を疑えば、その人は、自然と自分の敵になってしまう・・・・。
そうやって、全てを疑い、考えすぎて結局自分を不幸にしてしまったら・・・・自業自得です。
まず会った人を信じて、もし、その人が自分をだます人だったら、初めてその時、怒ればいい。
はじめから、相手を疑ったら、最初から、その人との人間関係は始まりません。
今日、仕事の関係で、離れていた娘たちに、久しぶりに会いましたが、
娘たちも私たち同様、「本能派」ですな・・・・どうみても。
娘たちが、頭であれこれ考えて行動しているとは、とても思えんです。
今までお付き合いしていたカレ氏やモト彼を見ていても、素直な子ばかりで安心です。
今の調子で、行ってほしいですな・・・・。