想定外の棟数とトン数?? | WAS IT ALL WORTH IT ?

昨日、DXFに変換しておいたデータを設備設計会社さんに

送信して、「春日の家」の現場に行く。



現地で、浄化槽、散水栓、ガーデンパンの位置を決める。

バルコニーに笠木と手すりも取り付きました。



左官のHさんが玄関ポーチのタイルを貼っていました。

中に入ると、



西棟のクロス工事が2Fから行われていました。

西棟の和室はアールのついた板の間があります。

このアールがクロス屋さん泣かせの部分ですが、


「なんとかやってみます。」


と、K内装さんは答えてくれた。

仕上がり、楽しみにしています。



会社に戻り、設計開始。

FAXが入ってきた。


・・・・・。


・・・・・住宅地図のコピーのようだが・・・・・。


・・・・・続いて公図。


も、もしかして・・・・・。


すぐに電話が鳴る。

某分譲住宅会社の社長さんからでした。


「もう一棟やってちょーせんか。」


これで5棟目。

同時進行で設計するのが、ますます大変になってきた。


数時間後・・・・。


ピンポーン。

・・・と、玄関のチャイムがなり、

今度は某分譲住宅会社の専務さんがいらっしゃった。

会長が、打ち合わせ。


打ち合わせが終わり、会長が2Fに上がってきて言った。


「5棟分。場所は○○。開発かかるワ・・・この物件。」


さらに5棟追加・・・・・・。


ここまで来ると、感覚が麻痺してきた。

やりましょう!

全部、頑張って!


設計再開。

LVSチェック終了。


C冷設備さんに電話し、工場の屋根にのせる室外機の総重量の

計算結果を聞く。


「ざっと50トンです、全部のせれば。」


ご、ごじゅっとん??!!

予想以上であった。

いろいろとC冷設備さんと打ち合わせた結果、屋根荷重として考える

場合、ここまでの量とトン数になると、設計者のほうで、半ば強引に

室外機をのせる梁、柱を確定し、設備屋さんが、その指定箇所に、

設置する・・・・という方法が一番堅い・・・・という結論になった。


その後、室外機をのせる梁を位置等を考慮して10本選び出す。

50トン÷10本で、1本あたり5トンの荷重がかかる可愛そうな?

梁と柱ができた・・・。

一体、この梁と柱・・・・どんなサイズになるんだろう?


夜、某様の奥様から連絡があり、若干の打ち合わせ。

「2×4の3階建て」のこちらの住宅もの設計にも、

これから時間を割かなければなりません。


某様のお宅からそのまま直帰して、今日は終わりました。