某事務所ビルの完了検査を受けました。
昨日の段階で付いていなかった代用進入口の▼シールも
検査前にはちゃんと付いていて安心しました。
まずはエレベーターから。
ピット内部の検査。
少し前まで、油圧式エレベーターには、機械室が必要でしたが、
今は、機械室の無い油圧式エレベーターも開発されて、
ピットが機械室を兼用しています。
エレベーター上部とオーバーヘッドの検査。
エレベーターの扉の向こうに何もない常態で、
扉が開いているこういった光景は、検査の時くらいしか、
見る機会は、なかなかありません。
検査員の方の指示に従って、スタッフの方がエレベーターを
動かしています。
こちらのエレベーターは、第二工場の時と同じ「日立製」です。
書類にサインをして検査員の方に渡しているところ。
次は非常照明の検査。
アトランダムに指示されたものを点灯させての検査。
全て点灯し合格。
竪穴区画の
「常時開放式煙感知連動閉鎖機能付き防火戸(長い!)」の検査。
特殊な装置を使って煙を起こして、防火戸が自動で閉鎖するかを
検査しているところ。
子扉は非難方向に開くかもチェック。
こちらも合格。
排煙窓の検査。
現場監督のSさんが、検査員の指示する開口部をオペレーターを
使って開閉。
たまたま、調子の悪い部分が一箇所でもあると、
検査員の方から厳しい指摘があるため、ひやひやものでした。
長い時間をかけて何とか検査終了。
時間がかかってしまったのは、途中で、検査員の方が、
建物内で迷ってしまったため・・・。
「複雑な建物だなあ・・・。」と、途中で何度も、検査員の方も
つぶやいておられました。
事務所ビル・・・と言っても、都心にあるワンフロアーが大空間になった
テナントビルではなく、こちらは工場を併設した自社ビルですので、
実に細かく部屋が分かれており、初めて来る方には、
確かに巨大な迷路のようです。
検査終了後、検査員の方が、
「Gさん。出口まで先に行ってくれる?後、ついてくから・・・。」
ご自身で出口までもどられるのが、嫌になってしまったようでした。
一部、外部の工事が残ってしまっていました。
ピロティのアスファルト舗装をしているところです。
こちらは外部・・・・ということで、
検査員の方からもご理解をいただきました。
明日、消防の検査に合格すれば、一安心です。