最近は、夢の領域を使って過去に戻ることが多くなっています。

 

宇宙や違う次元(並行世界?)へ移動するときには、独特の気持ち悪さを伴う空間を通るのですが、過去に戻る体験にはそれがありません。

 

だからこれは、あくまで夢の中での出来事なのだと思います。




 

感覚としては、過去を本当に変えているというよりも、夢の中で過去の擬似体験をさせてもらっているような感じです。

 

 

 

過去に戻りたい、あのときこうしていれば…


そんなことを一度くらいは誰でも考えたことがあるのではないでしょうか。

 

 

 

しかし、

 

これはわたし自身の経験からですが、実際に戻ったところでその選択肢をうまく選べるとは限りません。

 

なぜなら過去に戻ると、今の自分ではなく、その当時の思考、その当時の感情、その当時の価値観に戻ってしまうからです。

 

つまり選択するのは今の少し大人になった自分ではなく、かなり未熟だったころの自分のままです。

 

結果として、今なら選ばないような道を選び、今なら言わないような言葉を口にしてしまう。

 

 

確かに、毎回記憶しているものは違う選択肢を取ることはできました。

 

でも、そこから生まれる未来が良いものになるわけでもなかったのです。


 

その当時から見た未来は多少は変わる。

 

けれど、思考の根本が変わっていない以上、劇的に良い未来へと転ぶことはない…そんな印象ばかりでした。

 

 

 

目覚めるたびに、わたしは少し幻滅し、反省します。

 


 

しかし、このような体験を何度も繰り返す中で、少し学べたようにも思います。

 


それは、人は過去に戻ったとしても、「あのとき…」「もしも…」と想像するような良い結果は、現実にはほとんど起こらないということです。


 

結局大切なのは、その出来事から何を学び、どう糧にして、今と未来に活かしていくかということです。

 

 

 

仏教でいうところの「因果」や「縁」もどこか似ているような気がします。

 

起きてしまった因は消えないけれど、そこから生まれる縁やその先の果は今の在り方次第で変えていける。

 

 

 

もしかすると、この夢の中での過去の擬似体験は、

 

「過去を変えるため」ではなく、

「過去をどう受け取り どう乗り超えていくか」を学ばせるためのものなのかもしれません。

 

 

 

過去は大きくは変えられない。

でも、未来なら変えていける。

 

小さな選択の積み重ねがやがて未来という形になります。

 

 

 

精神的に成熟し、過去の自分とは違う選択を重ねていくことで、これからの未来は確実に変わっていく。

 

過去に囚われるのではなく、過去を抱えたままの今をどう生きるか。

 

それこそが未来を動かす力なのではないか…そんなことを感じました。