私の人生ひまつぶしです。
毎日ブログで仲間のみんなと日課の読み合わせています。
体験談に学ぶ
症例 1:
中小企業経営者(40才の男性) 酒乱
症例 4:
職人(38才の男性) 幻覚
症例 5:専業主婦(54才の女性) てんかん
症例 6:
一部上場企業の元重役(48才の男性) アルコール性痴呆
症例 8:
大工(28才の男性)酒だけは絶対約
症例 9:工員(52才の男性) 貧困
症例10:64才の女性
父も夫も養子も
七人兄弟の三番目。
二十才で結婚した。
二度目の夫もアル中で、その上、麻薬中毒。
小さい頃から働き続けて一家を支え、片時も心の安まる時のない辛い人生だったが、連れ子の為に、断酒会へ参加する様になったおかげで、今、ようやく私が救われた。
症例 11:
44才の女性 父も前夫も再婚した夫も
幼稚園へ行く頃、新しくできた友達に酔った父を見られるのが、たまらなく嫌だった。
学校は安全な逃げ場だったから、絶対に休まなかった。
成績は良いのに、高校と大学を卒業した時、いつもツマズキがあり、次のステップを踏み出すのがオックウになり、受験しないでグズグズしていた。
「男が稼ぐ必要はない。男が主夫をして女が稼いでもエ工やないか」と思い、喫茶店を手伝ってくれた妻に働かせ、自分は父から受けた酒害を肴に酒を飲んでいた。
自分もこの三十数年間、父への恨み辛みを宝物の様に心の中へ抱え込んで、毎日々々、 その宝箱の蓋を開けて見つめていた。
- 「酒は一見解決策に見えるが、結局は問題を大きくする」:寂しさ、不安、心配——それらを紛らわせるために飲むが、暴力、病気、家庭崩壊、貧困など、新たな痛みを生み出す。
- 「『一杯だけ』は幻想。依存は繰り返しと増悪の繰り返し」:止められると思っても、やがて飲み直し、酒量は増え、身体や精神へのダメージも深まる。
- 「酒害は個人だけでなく、家族や子孫へ連鎖する」:親の酒が子供の心に傷を残し、子供自身も同じ道を辿るケースが多く見られる。
- 「救いは『自分一人では無理だ』と認め、他人と共に歩むことから始まる」:断酒会や子弟会で分かち合う中で、恨みを捨て、自分を取り戻すことができる。
📌 直面と省察
直面
- 「自分は飲めないと思っていたが、実は同じ危険にあるのか?」
- 「酒で紛らわせている本当の痛みは何か?」
- 「自分の飲酒が、周りの人に傷を与えていないか?」
省察
- 繰り返しは終わらせられる。だがそれは、自分一人ではなく、共に歩む人たちの力が必要だ。
📋 今日一日の行動
1. 酒を飲む誘惑があったら、「これが繰り返しの始まりかもしれない」と思う
2. 「自分には無力だ」と、正直に認めてみる
3. 仲間や家族に、「今日は少し辛い」と話してみる
🤝 AAの原理とメッセージ
- 原理:第1ステップ(無力を認める)、第2・3ステップ(大いなる力に委ねる)、第12ステップ(他者に伝える)——繰り返しを断ち、連鎖を止める道は、共に生きることにある。
- メッセージ:「一杯だけ」の幻想から抜け出せ。自分一人では無理でも、共に歩む人がある。酒害の連鎖は、あなたから止められる。
人の心は病苦をも忍ぶ。
しかし、ひしがれた心にだれが耐えるだろうか。(箴言一八14)
- 「体の痛みは耐えられても、心の打ちひしがれようは、誰一人支えきれない」 病気やけがの苦しみは、人は強く耐え忍ぶことができる。だが自尊心が砕け、希望が潰え、「もうだめだ」と心が折れてしまった痛みは、自分一人ではもちろん、周りの人にも支えることが極めて難しい。
- 「一番の痛みは、心がひしがれることだ」 アルコールが必要になるのも、薬に頼るのも、多くはこの「心がひしがれた」状態がきっかけ。体の病気ではなく、心の砕かれた痛みから逃れようとしている。
- 「だからこそ、助けを求め、分かち合う必要がある」 この痛みは、一人で抱えても、自分で癒そうとしても、どんどん深まるだけ。砕けた心は、同じ痛みを知る者と、大いなる力にしか、委ねることができない。
📌 直面と省察
直面
- 体の不調ばかり気にして、本当にひしがれている心の痛みに、目を向けているか?
- 「弱音を吐くな」「耐えれば治る」と、心が折れていることを隠していないか?
- 「誰も分かってくれない」と、たった一人でその痛みを抱え込んでいないか?
省察
- 心がひしがれたとき、強がることは何の役にも立たない。ただ、「助けて」と手を伸ばせばいい。
📋 今日一日の行動
1. 今の自分の心が、どんなふうに痛んでいるか、正直に認める
2. 「この痛みを、一人で抱えなくてもいい」と自分に言い聞かせる
3. 信頼できる仲間や、大いなる力に、その痛みを委ねてみる
🤝 AAの原理とメッセージ
- 原理:第1ステップ——「自分の力ではどうにもならない」と認めるのは、まさにこの心の痛みに対して。第2・3ステップ——自分では耐えきれない心を、大いなる力に委ねる。第12ステップ——同じように心がひしがれた人を、支えるために分かち合う。
- メッセージ:心がひしがれたときこそ、あなたが一人ではないことを知ってください。その痛みは、分け合えば、必ず和らぐ。
💡 AAらしさ
- 「体の健康」だけが回復ではなく、「心の癒し」こそが本質だと知る
- 「耐える強さ」より「助けを求める勇気」を尊ぶ
- 誰もが経験する「心の砕かれ」を、共に分かち合い、共に立ち直る場所である
7月17日
ひしがれた心
目の中に小さなごみが入ったり指先に小さなとげが ささったりしても、痛いし気になって仕方がありません。いざ、自分ががんになって断末魔の苦しみに会ったら、はたして耐えられるのかと、時々思います。
しかし、絶え間ない感じと関節の痛みに悩まされながら、寝たきりで、『闘病』というユーモアとペーソスにあふれた五冊もの本を出された私の友人後藤光三先生のことを思います。するとやはり、「人の心は病苦をも忍ぶ」とは、ほんとうだと実感するのです。人間の内なる人、すなわち心がしっかりしているなら、 人は、病苦やその他の試練をも耐えていきます。使徒パウロも、こう語っています。「ですから、私たちは勇気を失いません。たとい私たちの外なる人は衰えても、内なる人は日々新たにされています」(Ⅱコリント四16)。
しかし、心がひしがれてしまうと、人生の重荷・苦しみ・試練に、だれ一人耐えられなくなります。ひしがれた心とはどんな心でしょうか。
* 生きる目的や意味を全く見失ったと思っている心。
* 愛を見失い、希望を見失い、神と人に捨てられたと思っている寂しい心。
罪の責苦に苦しんでいる心。罪の奴隷の状態からはいあがれないと思っている希望のない不安な心。
しかし、神は愛です。神は「いたんだ葦を折ることもなく、くすぶる症心を消すこともなく」(イザヤ四二3)と、聖書の中で言われました。さらにイェス・ キリストは、こう言われます。「医者を必要とするのは丈夫な者ではなく、病人です。わたしは正しい人を招くためではなく、罪人を招くために来たのです」(マタイ九2―3)。神のみが、ひしがれた心をいやしてくださるのです。
- 「外側の痛みは内なる心が支えるが、心が折れたら何も耐えられない」 体の痛みや病苦は、心がしっかりしていれば忍ぶことができる。だが生きる意味・愛・希望を失い、罪の責苦や絶望に心がひしがれたとき、どんなに丈夫な体も耐えられなくなる。
- 「ひしがれた心とは、『もう終わりだ』と思い込む心」 自分は見捨てられた、何をしても無駄だ、と閉じてしまった心の状態。
- 「神は、傷ついた者こそ招き、癒してくださる」 神は折れた葦を折らず、くすぶる灯心を消さない。強い人ではなく、病人・罪人・心がひしがれた人のために来てくださった。癒しは、自分で立ち直る力ではなく、神の愛に委ねることから始まる。
📌 直面と省察
直面
- 体の痛みばかり気にして、心がひしがれていることに気づいているか?
- 「自分はもうだめだ」「誰にも救えない」と、神や人の手を拒んでいないか?
- 罪や過ちを自分だけで背負い、自分で裁いていないか?
省察
- 心が折れているときこそ、あなたが一番必要とされている。強がらず、ただ「助けて」と言えばいい。
📋 今日一日の行動
1. 今の心の痛みを、正直に言葉にする
2. 「私は病人です。罪びとです。癒してください」と祈る
3. 「もうだめだ」と思ったら、「神は私を捨てない」と思い直す
4. 一人で背負わず、仲間にもその痛みを少しだけ話してみる
✅ 行動して得られること
- 絶望の重みが半分になる
- 「見捨てられていない」という安心が心を満たす
- 罪の責苦が、「赦され、やり直せる」希望に変わる
- 内なる人が日々新たにされ、再び歩み始められる
🤝 AAの原理とメッセージ
- 原理:第1ステップ(自分ではどうにもならないと認める)、第2・3ステップ(大いなる力に心を委ねる)、第5・7ステップ(罪と弱さを認め、赦しと癒しを請う)。回復は「強くなる」ことではなく、「ひしがれた心を受け入れ、癒してもらう」こと。
- メッセージ:心がひしがれているということは、あなたが癒される場所に来たということだ。神はあなたを決して見捨てない。
💡 AAらしさ
- 「弱さ」を恥じず、癒しの入口とする
- 「自分で解決」を手放し、「委ねる」ことを力とする
- 心の痛みを一人で抱えず、共に分かち合い、共に癒される
「
「バラ咲き(
インパチェンス」
別名「
花言葉「逆境を乗りきる輝き」
「正直に 咲いてこぼれて 鳳仙花」遠藤梧逸
「珊瑚礁の垣に ちぬさぐの 花は咲き」細見綾子(ちぬさぐの花=沖縄の鳳仙花)
「やっぱり器用に生きられないね
似たような二人と笑ってた
鳳仙花 鳳仙花
はじけてとんだ花だけど
咲かせて欲しいの
あなたの胸で」島倉千代子(「鳳仙花」吉岡治作詞、
- 花言葉「逆境を乗りきる輝き」:鳳仙花は地に根ざし、素直に咲き、実が弾けて次へと命をつなぐ。器用でなくても、ありのままで困難を超えて咲く姿。
- 句と歌:「正直に咲く」「珊瑚礁の垣で咲く」「弾けて飛んでも咲かせたい」——飾らず、ただ自分らしく、どんな場所でも力強く生きる姿を表す。
📌 直面と省察
直面
- 器用に生きようと自分を偽っていないか?
- 不器用さや傷を恥じ、咲くことをためらっていないか?
省察
- 不器用でも、ありのままが一番の輝きだ。
📋 今日一日の行動
1. 「ありのままでいい」と自分に言う
2. 見栄や言い訳を手放し、素直に振る舞う
3. 今いる場所で、小さくても咲くことを選ぶ
🤝 AAの原理とメッセージ
- 原理:第4・5・10ステップ——ありのままを認め、偽らず、謙虚に生きる。
- メッセージ:不器用でも大丈夫。あなたはそのままで、十分に輝いている。
歌の文句では
「宵待草:よいまちぐさ」
「マツヨイグサ(
花言葉「静かな美を楽しむ」
「姫路城 待宵草と 暮れのこる」鈴鹿野風呂
「待宵や 月なけれども 浮御堂」大橋敦子(浮御堂:うきみどう=
「待てど暮らせど来ぬ人を
宵待草のやるせなさ
今宵は月も 出ぬそうな/
暮れて河原に星一つ
宵待草の花が散る
更けては風も 泣くそうな」高峰三枝子(「宵待草」竹久夢二作詞、多忠亮:
- 花言葉「静かな美を楽しむ」:夜に咲き、焦らず騒がず、ただ静かに自分の時を待ち、在る姿。
- 句と歌:「月が出なくても」「誰も来なくても」——待ちながらも、状況に左右されず、静かに自分を保つ潔さと、やるせなさの奥にある強さ。
📌 直面と省察
直面
- 「結果が出ない」「誰も分かってくれない」と焦り、自分を見失っていないか?
- 「誰かが来るのを待つ」ばかりで、今ここの自分の生を見逃していないか?
省察
- 月が出ない夜も、あなたはあなたのままで咲いていい。静かに在ること自体が、美しさだ。
📋 今日一日の行動
1. 焦ったら一呼吸置き、「今ここに在る」ことを味わう
2. 「すぐに変わらなくてもいい」と自分に許す
3. 静かな時間を大切にし、心を落ち着ける
🤝 AAの原理とメッセージ
- 原理:第3・11ステップ——結果を急がず、大いなる力に委ね、静かな心を保つ。
- メッセージ:待つことも、咲くことも、あなたの歩みだ。静かな心こそが、あなたを守る。
断酒誓約
過去の私が酒のために、家族を泣かせ、親戚に迷惑をかけ、友人を欺き、人々を度々苦しめて、社会に害毒を流した事は、酒に罪なく、罪は飲んだ私にある事を認めます。
「断酒誓約」は、単にお酒を止めるという決意に留まらず、自身の人間性を見つめ直し、他者との関係性を再構築するための深い精神修養の指針となっています。
この誓約書の内容を、解説・考察します。
ポイントと解説
この誓約の核は、「酒の問題を人間性の問題として捉え直すこと」にあります。
1. 自己責任の明確化:
「酒に罪なく、罪は飲んだ私にある」という一文は、依存の対象に責任を転嫁せず、主体性を取り戻すための出発点です。
2. 身体的理解:
「頭だけでは断ち切れない」という部分は、理屈ではなく習慣や体感(実践)を通じてのみ克服が可能であるという現実的な視点を示しています。
3. 心の鏡:
自己中心的な生き方によって歪んだ自己認識を「曇った鏡」と表現し、日常の言動を通じてそれを磨き直す(自己を客観視する)プロセスを重視しています。
4. 他者への貢献:
「他者を救うことが自分を救う」という利他的な行動こそが、断酒を継続する最大の動力源になると説いています。
考察と内省
この誓約は、アルコール依存症の回復プログラム(AAの12ステップなど)とも共通する、非常に深い洞察に基づいています。
- 「負の連鎖」の自覚:
過去に家族や友人を傷つけ、社会に害を与えたことを具体的に振り返ることで、現在の自分の立ち位置を厳しく認識しています。
- 「傲慢」から「謙虚」へ:
批判や非難をやめ、挨拶という基本からやり直す姿勢は、断酒を妨げる最大の敵である「怒り・傲慢・孤独」を克服するための精神的な訓練です。
- 内省の重要性:
「心の鏡を磨く」とは、日々の自分の感情や行動を振り返り、過ちがあれば即座に認めるという継続的なセルフモニタリングを意味しています。
問題と解決
現状の課題と、それに対する具体的な処方箋が提示されています。
- 問題1:
意志力の限界:
お酒を止めようと思っても、脳が求める欲求には勝てない。
- 解決:
「ならうよりなれろ」の精神で、考えすぎる前に日常のルーチン(挨拶、善行)を体で実践し、断酒が当たり前の生活リズムを作る。
- 問題2:
人間関係の不和:
過去の裏切りにより、周囲との信頼関係が崩壊している。
- 解決:
積極的な善意の実行と、家族への挨拶から再開する。
言葉ではなく「行動」の継続によってのみ、信頼は回復される。
- 問題3:
孤独と自己嫌悪:
自分さえ良ければいいという孤立した考えが、再飲酒を招く。
- 解決:
仲間(同僚)を批判せず、他者のために動く。コミュニティの中での役割を持つことで、自身の存在価値を再確認する。
この誓約書は、断酒を「我慢」ではなく「新しい自分に生まれ変わるための修行」として定義しています。
今日から始まる具体的な一歩(挨拶や善意)が、あなたの心の鏡を少しずつ輝かせていくはずです。
この誓約を読み返して、今一番「これなら今日からできる」と感じた項目はどれでしょうか?



