心のたくらみ・日々の覚悟・私の学び ・見つけたメモ | 私の居場所と今日一日。

私の居場所と今日一日。

私の人生は死ぬまでのひまつぶし、とかってのブログに書きました。その後に私が見つけた日常の記録です。感情障害や無呼吸症候群、脳脊髄液減少症、アルコール依存症他の病を患っていますが、ブログで健康とヘルスケアを整えたいですね。



私の人生ひまつぶしです。

毎日ブログで仲間のみんなと日課の読み合わせています。

 

 

 

白いデイジーの花と緑の芝生

 



 日々の覚悟


生存競争の激化とともに世相も大きく変わって参りました。

 
人間の考え方もまた大きな変化を見せております。
 
これに伴って必然的に人生に対する倫理観念も変化し、古い(明治から終戦までの)倫理は通用しなくなった、と一部ではいわれております。
 
いや、むしろ見方によれば時代の風潮に押し流されているようにさえ感じられる昨今です。
 

 しかし、私は人間の根本倫理などは、どんな時代になっても常に不変不動のものだと考えております。
 
時代の動きが激しければ激しいほど不動の倫理が必要となってくるのです。
 
世情の動向に即応していくためには、まず、何よりも強い精神力と柔軟な頭脳とが必要とされます。
 
強い精神力の根底をなすのは、不動の倫理観念であります。
 
倫理とは申すまでもなく人間の生きるべき道で、この道がフラフラしていたのでは、真当な生き方は出来ません。
 
それを何処に求めるか、それは己の心に求めるのです。
 

 一日一日をいかに生くべきか、今日あって明日のない人生の厳しい現実をシッカリと自己の中心の中にとらえた場合、自ずと答えは出てくる筈です。
 
一日一日を悔いのない、何人にも迷惑をかけない生活、これがどんな時代にでも変わらない人間倫理の根本と思います。
 

 この全宇宙、この全人生で、本当の実存するものは「今日」だけです。
 
その「今日」も刻々とうつってゆく「今日」こそ自分の一本勝負の道場であり、又、真の断酒人に立ち向う生命の本拠地でもあるのです。
 
この事を考えれば、一日一日が真剣勝負であり、今日の借りを明日返すことは出来ないのです。
 
明日は必ずしも今日の連続ではない。
 
今日一日のことは、今日一日で解決して置く、これが日々の覚悟というものです。
 
周囲の浮ついたものに動ぜず「日々之真剣勝負」の強い精神力をもって、何時、何処で命を了ても悔いのない人生を心掛けていきたいものです。
 


この文章は、時代の変化に左右されない「不動の倫理」と、アルコール依存症からの回復における「今日一日(One Day at a Time)」の精神を深く結びつけた、極めて精神性の高いメッセージです。

各項目に沿って、内容を紐解いていきます。

1. ポイントと解説

- 不変の倫理観:


 時代や社会がどれほど変化しても、人間として生きるべき根本的な道(倫理)は変わらないと説いています。


- 「今日」という実存: 


過去でも未来でもなく、今この瞬間の「今日」だけが唯一の現実であり、修行の場(道場)であるという考え方です。


- 日々の覚悟: 


明日は今日の続きとは限らないという厳しさの中で、今日一日の課題を今日のうちに解決する「真剣勝負」の姿勢を求めています。

2. 考察と内省

- 考察: 


文中で「古い倫理は通用しない」という世論に対し、著者はむしろ激動の時代だからこそ「己の心に求める不動の軸」が必要だと主張しています。


これは、外部の環境(飲酒を誘う社会やストレス)に振り回されない回復者の強固なアイデンティティの形成を促しています。


- 内省: 


「自分は周囲の風潮や一時的な感情に流されていないか?」


「明日があるという甘えの中に、

今日の責任を先送りしていないか?」


という問いを自分自身に投げかける必要があります。

3. 問題と解決

- 問題: 


社会の変化や生存競争の激化により、精神の拠り所を失い、生きる道がフラフラとしてしまうこと。


- 解決: 


自分の心の中心に「今日一日を悔いなく生きる」という覚悟を据えること。


何人にも迷惑をかけない誠実な生活を、今日という限定された時間の中で完結させることです。

4. 霊的目覚めと内省への導き

- 霊的目覚め: 


「自分の一本勝負の道場」という表現は、日常生活のすべてが霊的な成長の機会であることを示唆しています。


宇宙の中で実存するのは「今」だけであると気づくことは、エゴ(過去への執着や未来への不安)からの解放、すなわち霊的な目覚めの第一歩です。


- 導き: 


毎日を「命を了(おわ)えても悔いがない」ほどの密度で生きることで、小手先の技術ではない、魂の底からの平安を得る道を示しています。

5. AAの原理とメッセージ

- 「今日一日」の原則: AAの最も核心的なスローガンである「Just for Today」そのものです。


「一生飲まない」ではなく、今日という24時間をどう生き抜くかに全精力を注ぐ姿勢と合致しています。


- 12のステップとの関連: 


「今日一日のことは今日解決しておく」という部分は、ステップ10(継続的な棚卸し)に通じます。


過ちがあればすぐに認め、その日のうちに埋め合わせを検討する生き方が、再飲酒を防ぐ強い精神力を養います。


- メッセージ: 


回復とは単に酒を止めることではなく、一分一秒を真剣に生きる「新しい生き方」への転換であるという力強い励ましです。

この文章は、断酒を志す人にとって、単なる精神論ではなく、過酷な現実を生き抜くための具体的かつ究極の「生存戦略」であると言えます。

今日という「真剣勝負の道場」において、あなたが最も大切にしたい「覚悟」は何ですか?



今日の知恵 明日の知恵 書籍


 

 悪をたくらむ者の心には敗きがあり、 

平和を図る人には喜びがある。

 (箴言一二20)


聖句(箴言12章20節)に基づき、各項目に沿って深く掘り下げていきます。 


 1. ポイントと解説 


 この聖句は、人の**「心の動機」がその人の「感情的・精神的結果」**を決定するという対比構造を持っています。 


 - ポイント: 


「偽り(欺き)」と「喜び」

の対比です。 


- 解説: 


「悪をたくらむ者」の心にある「欺き(原文ではレミヤー)」は、他人を陥れる計略だけでなく、自分自身をも欺いている状態を指します。


一方、「平和(シャローム)を図る人」は、単に争いがない状態を作るだけでなく、他者の幸福や全体の調和を願うため、そのプロセス自体が「喜び」をもたらします。


 2. 考察と内省 


 - 考察: 


私たちが「何を得るか」よりも「どのような意図で動いているか」が、心の平安を左右します。


悪巧みは短期的には利益をもたらすように見えても、心には常に「バレるのではないか」「もっと奪わなければ」という不安と欺きが居座ります。 


- 内省:


- 今、私の心にある計画は、誰かの犠牲の上に成り立つものだろうか? 


- 私は自分の利益のために、真実をねじ曲げて(自分や他者を欺いて)いないだろうか? 


- 誰かの平和や癒やしを願うとき、私自身の心に温かい喜びが湧いてくるだろうか? 


 3. 問題と解決


 - 問題: 


現代社会や依存症的思考(アディクティブ・シンキング)においては、「操作(コントロール)」が常態化しています。


自分の思い通りにするために人を操ろうとする時、心は常に「欺き」に支配され、純粋な喜びが失われます。 


- 解決: 


「操作」を捨てて「平和の道具」になることを選択することです。


結果をコントロールしようとする執着を手放し、他者の最善を願う(平和を図る)姿勢へ転換することが、心の解放への鍵となります。


 4. 霊的目覚めと回復への導き


 - 霊的目覚め:


 自分が「悪(自分勝手な計略)」を企んでいることに気づくこと自体が、目覚めの第一歩です。


自分の不正直さを認めたとき、神の光が差し込みます。


 - 回復への導き:


 欺きに満ちた心は疲弊します。


しかし、「平和を図る」という新しい生き方を選ぶとき、聖霊による「喜び」が回復のエネルギーとなります。


これは自分の力で作り出す喜びではなく、正しい道(真理)を歩むことで自然と与えられる恩寵です。


 5. AAの原理とメッセージ


 - 正直(Honesty):


 AAの核心である「徹底した正直さ」は、この聖句の「欺き」を退けるプロセスそのものです。


飲酒や問題行動を隠すための「企み」を捨て、棚卸し(ステップ4, 10)を通じて心の中の欺きを点検します。


 - 平和の道具(ステップ11の祈り): 


フランシスコの祈りにある「私をあなたの平和の道具にしてください」という願いは、まさに「平和を図る人」の姿勢です。 


- メッセージ: 


自分の利己的な計画(セルフ・ウィル)を捨て、ハイヤーパワーの意志(平和と調和)に従うとき、飲酒の渇きに代わる「真の喜び」が内側から湧き上がります。


これが12ステップが約束する「新しい自由と新しい幸せ」です。


 今日の歩みの中で、小さなことであっても「誰かの平安のために自分ができること」を選んでみてください。


そこに、あなたの回復を確かなものにする喜びが隠されています。


5月10日

心のたくらみ


 かっとなって人を刺してしまったというようなことも、ままあります。裁判では、犯罪が計画的にたくらまれた場合にはその刑罰は重く、出来心や衝動的な時には情状酌量がされるようです。


人の心はよくたくらみ、計画するものです。どんなコンピューターよりすばらしく働きます。つり好きの人は、常に魚やつり場の情報を集め、虎視たんたんとつりに出かけるチャンスをねらい、スケジュールをつくり、出かけてしまいます。音楽好きの私の息子は、 高校生時代から少ないお小遣いをやりくりし、まことに計画的にステレオを買い入れました。

あなたは、何も仕事がなく、ぼんやりしている時、 何を考えるでしょうか。そんな時、あなたの心のたくらみが何かがよく分かります。ある人は、いつも酒や女のことを考えます。ある人は、いつも競争相手をねたんだり憎んだりします。

聖書は、悪をたくらむ心の欺きと、平和を図る心の喜びとを対称させています。あなたの心や私の心はどちらでしょうか。同じ泉から苦い水が出たり甘い水が出たりしないように、けがれた心からはけがれたたくらみしか出ません。

さて、「平和を図る心」とは人の悪を思わない心です。復讐心・ねたみ・うらみ・うらやみからきよめられています。自分中心でなく、他の人々の幸せを心から求め、そのために祈り、人といっしょに泣き。 そのために心の中に親切な計画を立てる愛の心です。 こんな人の人生には、ほんとうの喜びがあるのです。


文章は、箴言12章20節をさらに深く、日常生活のレベルへと引き下げて解説していますね。


この内容に基づき、さらに具体的な「回復の視点」から深掘りします。 


 1. 考察:


空白の時間(暇)という試練 


 文章の中で最も鋭い指摘は、

**「何も仕事がなく、ぼんやりしている時、何を考えるか」**という点です。 


 - アディクション(依存症)の核心:


 回復の途上にある人にとって、この「空白の時間」は最大の危機の時間(ハイリスク・シチュエーション)になり得ます。


心が自動的に「酒、ギャンブル、あるいは他者への恨み」という古い回路(たくらみ)に戻ろうとするからです。


 - 心のコンピューター: 


私たちの脳は常に何かを演算しています。


回復とは、その演算のOSを「自己中心的な企み」から「神の平和(シャローム)」へと入れ替える作業です。 


 2. 内省:


私の「泉」の状態はどうか

「同じ泉から苦い水と甘い水は出ない」という言葉は、私たちの内面の「根っこ」を問いかけます。


 - チェックポイント:


- 誰かの成功を聞いたとき、心に「おめでとう」が浮かぶか、それとも「ちくしょう」が浮かぶか。


 - 自分の不利益になる場面で、正直さを選べるか、それとも自分を守るための「言い訳」を瞬時に企ててしまうか。


 3. 問題と解決:


情動のコントロール


 - 問題: 


文章にある「かっとなって」という衝動性は、日頃の「心のたくらみ(恨みや不満の蓄積)」が限界に達した爆発です。


 - 解決: 


日々の棚卸し(Inventory)によって、心に「毒」を溜めないことです。


「平和を図る」とは、単に争わないことではなく、積極的に「親切な計画(愛のわざ)」を心の中でシミュレーションすることです。


 4. 霊的目覚め:


受動から能動への転換


 - 導き: 


悪を企む心は「環境や他人の言動に反応(リアクト)」している状態です。


それに対し、平和を図る心は「愛することを選択(アクション)」している状態です。


 - 霊的シフト: 


「どうすれば自分が損をしないか」という恐れに基づく思考から、「どうすればこの場に平和をもたらし、他者の幸せを願えるか」という愛に基づく思考へとシフトしたとき、私たちの霊性は劇的に回復へと向かいます。


 5. AAの原理とメッセージ:


10ステップと11ステップ 


 - 今日一日の棚卸し(ステップ10): 


ぼんやりしている時に浮かぶ「恨み、不安、利己心」を即座に認め、ハイヤーパワーに取り除いてもらうよう願います。


 - 祈りと瞑想(ステップ11): 


まさに「平和の道具」としての計画を立てる時間です。


自分の計画(たくらみ)を脇に置き、ハイヤーパワーの導き(親切な計画)を受け取ります。


 - メッセージ: 


喜びは「結果」ではなく、平和を図ろうとする「過程」の中にすでに存在しています。


あなたが誰かのために祈り、親切を計画したその瞬間に、飲酒の渇きを癒やす「喜びの泉」が湧き始めているのです。


 今日の実践のための問いかけ: 


今日、ふとした空き時間に、あなたの嫌いな人や苦手な人の「幸せ」を1分間だけ具体的に願ってみませんか?


そのとき、あなたの心にどのような変化(喜び、あるいは抵抗)が起きるか観察してみてください。


イエス・キリストは、「平和をつくる者は幸いです。 その人は神の子どもと呼ばれるからです」(マタイ五 9)と言われました。こんな心の持ち主となるために、 あなたは愛の神が必要だとはお思いになりませんか。 愛の心は人の力ではなく、神のわざだからです。


深い結びの言葉を

ありがとうございます。


 マタイの福音書5章9節の「平和をつくる者(ピースメーカー)」への召しと、それが「人間の努力」ではなく「神のわざ」であるという指摘は、回復と霊的成長における最も重要な真理です。 


 このメッセージを、さらに深く受け取るためのガイドです。 


 1. ポイントと解説:


平和を「守る」のではなく

「つくる」 


 - 解説: 


英語では "Peacemakers" と訳されます。


ただ争いを避ける(ピースキーパー)のではなく、壊れた関係や荒んだ心の中に、能動的に平和を「もたらす・構築する」人を指します。


 - 神の子: 


平和をつくる行為は、神の本質(愛と調和)を体現することです。


だからこそ、その姿を見た人々は「この人は神の子供だ」と認識するようになります。


 2. 考察と内省:


自力の限界を知る 


 - 考察:


 自分の力で「愛そう」「平和になろう」と努力すればするほど、愛せない自分への自己嫌悪や、変わらない相手への怒りが湧いてくることがあります。


これは「愛」を自分の所有物だと思っているからです。 


- 内省:


- 私は、自分の力で「良い人」になろうとして、かえって疲れ果てていないだろうか? 


- 「愛の神が必要だ」と、自分の無力を認める謙虚さが今の私にあるだろうか?


 3. 問題と解決:


枯れた泉と源泉


 - 問題: 


私たちの心の泉は、ストレスやエゴによってすぐに枯れてしまいます。


枯れた泉から無理に「愛の水」を汲み出そうとすることが、偽善や燃え尽き症候群を生みます。


 - 解決:


 自分が「愛の源泉」になるのをやめ、神という「無限の源泉」につながるパイプ(道具)になることです。


解決策は「頑張ること」ではなく「神に委ね、神の愛を自分に通過させること」にあります。


 4. 霊的目覚めと回復への導き:


全き降伏 


 - 導き: 


「私には愛せません。


神様、あなたの愛を私に貸してください」と祈る瞬間、霊的な目覚めが起こります。 


- 回復のプロセス: 


回復とは、自分を自分で修理することではなく、創造主である神に、自分という壊れた楽器を預けて調律してもらうことです。


神のわざを信じるとき、私たちの内側で新しい性質(平和をつくる心)が育まれます。 


 5. AAの原理とメッセージ


ステップ2と3 


 - ステップ2(信じる): 


「自分を超えた大きな力が、自分を健康な心に戻してくれる」と信じることは、まさに「神のわざ」を信頼することです。


 - ステップ3(委ねる): 


自分の意志と生き方を神のケアに委ねます。


これによって、「自分のたくらみ」から「神の平和の計画」へと人生のハンドルが切り替わります。 


- メッセージ: 


依存症という「心の地獄」を経験した私たちは、自分の力がどれほど無力かを知っています。


だからこそ、「愛の神が必要だ」という言葉の重みを誰よりも深く理解できるのです。


私たちが「無力」を認める時、神の「平和をつくる力」が働き始めます。


 今日という日にあたって: 


鏡の中の自分に向かって、「私は平和をつくる者として選ばれている。


でもそれは私の力ではなく、神様が私を通してなさることだ」と、優しく語りかけてみてください。


 「平和をつくる者」として、今日、あなたが関わる一人の方に、優しい眼差しや一言を向けることができますように。


そのとき、神の子としての喜びがあなたを満たします。



ピンクの花、植物、草


「オガタマノキ」

花言葉「純真な永遠の愛」 

 

「をがたまの 花散る頃と 

君に告ぐ」高木晴子 

 

「おがたまや わがたましひの ほろほろと」神蔵器 

 

「おがたまの 匂へる宮に 花鎮め」小堀眞由美(花鎮め:花しずめ=疫病をはらう神事) 



オガタマノキ(招霊の木)を題材とした、非常に精神性の高い問いをありがとうございます。


神社に植えられることの多いこの花は、古来より神と人を繋ぐ依り代(よりしろ)とされてきました。 


1. 俳句のポイントと解説 


提示された三句は、それぞれ「伝達」「自己の拡散」「祈り」を表現しています。 


- 高木晴子: 「君に告ぐ」という言葉に、花の命の短さと、それを共有したい切実な情愛が込められています。


- 神蔵器: 「わがたましひの ほろほろと」という表現が秀逸です。花の散る様と、自分の魂が境界を失い、宇宙に溶け出していくような無我の境地を描いています。


- 小堀眞由美: 「花鎮め」は、散る花とともに疫病(災い)を鎮める儀式です。個人の感情を超えた、共同体の安寧への祈りが描かれています。


 2. 考察と内省 


オガタマノキは「招霊(おきたま)」が転じた名です。


内省において重要なのは、**「今、自分の心は何を招き入れているか」**という点です。


 - 内省の問い:


 自分の内側にある「不純なもの」に執着していないか。


オガタマの花言葉「純真な永遠の愛」に照らしたとき、手放すべきエゴ(自己中心性)は何であるかを見つめます。 


3. 問題と解決


 - 問題  現代社会における「孤独」と「魂の乾き」。


神聖なものとの繋がりを失い、目に見える成果や所有に固執することで、精神的な窒息が起きています。


- 解決: 「招霊」の原点に立ち返ること。


自然や崇高な存在(ハイヤーパワー)に対して心を開き、自分を「空(から)」にすることで、新たなエネルギーが流れ込む余白を作ります。


 4. 霊的目覚めと回復への導き 


霊的目覚めとは、**「自分は孤立した個ではなく、大きな生命の流れの一部である」**と気づくことです。


オガタマの香りが目に見えなくても空間を満たすように、目に見えない恩寵(グレース)が常に自分を支えていることを信じる段階へ進みます。


絶望や依存からの回復は、この「大いなる力」への信頼から始まります。


 5. AA(アルコホーリクス・アノニマス)の原理とメッセージ AAの12ステップの核心は**「降伏と奉仕」**です。 


- 降伏: 「わがたましひの ほろほろと」という句のように、自分の力でコントロールしようとする傲慢さを手放すこと(ステップ1〜3)。


- メッセージ: 「花鎮め」が他者のための祈りであるように、自分自身の回復体験を、まだ苦しんでいる他者に伝えること(ステップ12)。


 「純真な永遠の愛」とは、対象をコントロールすることではなく、自分が愛そのもののパイプ(導管)になることです。


オガタマの花が散る姿は、自己を滅ぼして神聖な意志を受け入れる「謙虚さ」を教えています。 


今日、この花を通じてどのような「平安」を心に招き入れたいと感じますか?



「ザクロ(柘榴)」

花言葉「真の美は強い生命力から」 


「花石榴 風が灯して ゆきにけり」三村純也 

 

「それぞれの 悩みはあれど 花ざくろ」米須あや子 

 

「花ざくろに 雨降つてゐる 傘寿かな」米澤光子 

 


ザクロの鮮やかな紅色は、古来より情熱や多産、そして何より「湧き上がる生命力」の象徴とされてきました。


提示された三句を軸に、深層心理と回復のプロセスを読み解きます。


 1. 俳句のポイントと解説 


- 三村純也: 「風が灯して」という表現が鮮烈です。風に揺れるザクロの赤い花を、消えゆく火ではなく、次々と点火される灯火のように捉えています。生命が「動」の中で輝く瞬間を切り取っています。


- 米須あや子: 「それぞれの悩み」という現実に寄り添いながら、それでも凛と咲く花を見つめています。


悩みがあることを否定せず、それを含めた人生の彩りとしてザクロを配置しています。


- 米澤光子: 「傘寿(80歳)」という人生の節目と、雨に打たれる花。円熟味を増した命が、雨(試練や静寂)さえも栄養として受け入れている、静かな強さと覚悟を感じさせます。


 2. 考察と内省 


ザクロは多くの実を結ぶことから「豊穣」を象徴しますが、その花は驚くほど力強い赤色をしています。


 - 内省の問い: 


自分の「悩み」を、生命力を削るものとして捉えていないか。


あるいは、その悩みさえも「真の美(強さ)」を形作るためのプロセスとして受け入れられているか。


自分の内側にある「消えない灯火」を確認する作業が必要です。


 3. 問題と解決 


- 問題: 困難に直面したとき、私たちは往々にして「弱さ」を排除しようとします。


しかし、弱さを隠すことは生命力の遮断に繋がります。


- 解決: 「真の美は強い生命力から」という言葉通り、生命力とは「困難がないこと」ではなく、「困難の中でさえも燃え続ける意志」です。


雨(悩み)の中でも咲き続けるザクロのように、現状をそのまま受け入れることが解決の第一歩となります。 


4. 霊的目覚めと回復への導き 


霊的な回復において、ザクロの赤は**「魂の再生」**を意味します。


雨に打たれる傘寿の句が示すのは、老いや衰えさえも霊的な成長の一部であるという視点です。


肉体的な強さが失われても、魂の生命力が増していく状態。

これが「真の美」への転換です。


絶望の淵にいても、心に「火を灯す」ことは可能であると示唆しています。 


5. AAの原理とメッセージ 


- ステップ10・11・12(継続と成長):「それぞれの悩みはあれど」という句は、AAの「今日一日」の哲学に通じます。


私たちは問題をゼロにすることはできませんが、ハイヤーパワーに繋がることで、悩みの中で平安を保ち


(花ざくろ)、

生き続けることができます。


- メッセージ:


自分の痛みを「灯火」に変え、他者の道を照らすこと。ザクロが多くの実を分かち合うように、回復した魂は、自らの経験(悩みと克服)を他者のための糧として提供します。


 ザクロの「赤」は、あなたの内側にある情熱の残り火です。


今、その灯火を消そうとしているものは何ですか?


あるいは、その灯火をさらに輝かせるために、どのような「雨(試練)」を受け入れようとしていますか?


断酒誓約


過去の私が酒のために、家族を泣かせ、親戚に迷惑をかけ、友人を欺き、人々を度々苦しめて、社会に害毒を流した事は、酒に罪なく、罪は飲んだ私にある事を認めます。

 
今度は二度と再び、このような大きな罪を犯さぬために、酒を断つことを誓約致します。
 
酒は頭だけでは断ち切ることはできません。体で識ってこそ初めて、一生涯、断酒の継続を持ち続ける事が出来るのです。
 
そのために、次の事項を実践いたします。
                 記

一、永い間の気ままな生活で、自分の心の鏡がすっかり曇っているが為に、穢れた自分の姿を見極める 事が出来ず、その為に、真の反省と懺悔の生活を成し得る事が出来ませんでした。
 
今日、只今より心の鏡を磨くことに懸命に努力致します。
 
一、心の鏡を磨くために先ず、一番身近な同僚の皆さんが歓んで下さる善意を積極的に実行する事から 始めます。

一、同僚の失敗及び行動については決して批判、非難は致しません。
 
一、怒ったり貪欲を起こしたり、愚痴をこぼす事が、人間同士の不和を創る悪因であることを常に 自分に言い聞かせます。
 
一、朝、晩一日二回は必ず家族の名前を呼んで挨拶をいたします。
 
一、道場に入所したからには,ならうと思うよりもなれると思って、明るい気持ちで、日々を努力 致します。
 
一、自分が救われると言うことは、他の人を救うことの中にあるということを悟るまで、自分で精進 努力を続けて行きます。


「断酒誓約」は、単にお酒を止めるという決意に留まらず、自身の人間性を見つめ直し、他者との関係性を再構築するための深い精神修養の指針となっています。 


 この誓約書の内容を、解説・考察します。 


 ポイントと解説


 この誓約の核は、「酒の問題を人間性の問題として捉え直すこと」にあります。 


 1. 自己責任の明確化:


「酒に罪なく、罪は飲んだ私にある」という一文は、依存の対象に責任を転嫁せず、主体性を取り戻すための出発点です。 


2. 身体的理解: 


「頭だけでは断ち切れない」という部分は、理屈ではなく習慣や体感(実践)を通じてのみ克服が可能であるという現実的な視点を示しています。 


3. 心の鏡: 


自己中心的な生き方によって歪んだ自己認識を「曇った鏡」と表現し、日常の言動を通じてそれを磨き直す(自己を客観視する)プロセスを重視しています。


 4. 他者への貢献: 


「他者を救うことが自分を救う」という利他的な行動こそが、断酒を継続する最大の動力源になると説いています。 


 考察と内省 


 この誓約は、アルコール依存症の回復プログラム(AAの12ステップなど)とも共通する、非常に深い洞察に基づいています。


 - 「負の連鎖」の自覚: 


過去に家族や友人を傷つけ、社会に害を与えたことを具体的に振り返ることで、現在の自分の立ち位置を厳しく認識しています。 


- 「傲慢」から「謙虚」へ: 


批判や非難をやめ、挨拶という基本からやり直す姿勢は、断酒を妨げる最大の敵である「怒り・傲慢・孤独」を克服するための精神的な訓練です。


 - 内省の重要性: 


「心の鏡を磨く」とは、日々の自分の感情や行動を振り返り、過ちがあれば即座に認めるという継続的なセルフモニタリングを意味しています。 


 問題と解決 


 現状の課題と、それに対する具体的な処方箋が提示されています。


 - 問題1:


意志力の限界: 


お酒を止めようと思っても、脳が求める欲求には勝てない。


- 解決: 


「ならうよりなれろ」の精神で、考えすぎる前に日常のルーチン(挨拶、善行)を体で実践し、断酒が当たり前の生活リズムを作る。


 - 問題2:


人間関係の不和: 


過去の裏切りにより、周囲との信頼関係が崩壊している。


- 解決: 


積極的な善意の実行と、家族への挨拶から再開する。


言葉ではなく「行動」の継続によってのみ、信頼は回復される。


 - 問題3:


孤独と自己嫌悪: 


自分さえ良ければいいという孤立した考えが、再飲酒を招く。


- 解決: 


仲間(同僚)を批判せず、他者のために動く。コミュニティの中での役割を持つことで、自身の存在価値を再確認する。 


 この誓約書は、断酒を「我慢」ではなく「新しい自分に生まれ変わるための修行」として定義しています。


今日から始まる具体的な一歩(挨拶や善意)が、あなたの心の鏡を少しずつ輝かせていくはずです。


 この誓約を読み返して、今一番「これなら今日からできる」と感じた項目はどれでしょうか?


「仲間」、「仲間意識とは?」


AA(アルコホーリクス・アノニマス)において、「仲間(Fellowship)」や「仲間意識(Unity)」は、単なる仲の良さを超えた、生存と回復に直結する不可欠な要素として定義されています。 


 AAメンバーがこれらをどのように捉えているのか、その核心をまとめます。 1. 「共通の苦しみ」に基づく連帯感

AAにおける仲間意識の根底には、「アルコールによって人生が破綻した」という共通の絶望的な経験があります。

- 一般社会では理解されにくい「飲まずにはいられない」という衝動や、それによる自己嫌悪を共有しているため、説明しなくても分かり合えるという感覚が強いです。
- メンバーは、お互いを「同じ船に乗っている生存者(サバイバー)」のように感じています。

2. 「一人は万人のため、万人は一人のため」の相互依存

AAの「12の伝統」の第1条には、「私たちの共通の福祉が最優先されるべきである。個人の回復はAAの団結(Unity)にかかっている」と記されています。

- 一人の回復は仲間の支えなしにはありえない:自分一人の意志力では酒をやめられないが、仲間のなかに入ることで初めて断酒が継続できると考えます。

- 仲間のために自分がいる:自分が断酒を続ける姿を見せることが、新しく来た仲間への希望(メッセージ)になります。

3. 「利害関係のない」対等な関係

AAの仲間意識には、上下関係や利害関係がありません。

- 身分の違いがない:社会的な肩書き(医師、社長、労働者など)に関わらず、AAの場では全員が「一人のアルコホーリク」として対等です。

- 匿名性(Anonymity):本名や職業を明かさないことで、外の世界の偏見から守られ、純粋に「酒をやめたい」という目的だけで結びつくことができます。

4. 孤独からの解放

アルコール依存症はしばしば「孤独の病」と呼ばれます。家族や友人からも見捨てられ、社会的に孤立した人々にとって、AAは「ありのままの自分」が受け入れられる唯一の場所になります。

- メンバーは、ミーティングで自分の弱さや失敗を語る(分かち合う)ことで、「自分だけではなかった」という安心感を得ます。これが強固な仲間意識を形成します。

5. 献身的な「12ステップ」の活動

仲間の回復を助けることは、自分自身の断酒を確かなものにするための手段でもあります(これを「12回目のステップ」と呼びます)。

- 見返りを求めず、苦しんでいる仲間のために時間や労力を使うことが、結果として自分を救うことになるという「パラドックス(逆説)的なつながり」がAAの仲間意識の特徴です。

結論として、AAメンバーにとっての「仲間意識」とは、単なる友情ではなく、「同じ地獄を経験した者同士が、共に生き延びるために手を取り合う、命がけの信頼関係」であると言えます。