希望・2025/12/15 | 私の居場所と今日一日。

私の居場所と今日一日。

私の人生は死ぬまでのひまつぶし、とかってのブログに書きました。その後に私が見つけた日常の記録です。感情障害や無呼吸症候群、脳脊髄液減少症、アルコール依存症他の病を患っていますが、ブログで健康とヘルスケアを整えたいですね。

 

私の人生ひまつぶしです。

毎日ブログで仲間のみんなと日課の読み合わせています。

 

 

 

 

 

 

 Al-Anon


ビギナーメンバーは、どうすればアルコール依存症者を変えるのではなく愛を持って離脱することができるのかとしばしばたずねる。私は自分自身を愛し注意を払うことに集中することだと答える。それから私は、他の人、立場または事柄についてのほとんどいかなる妄想からも離脱することができる。


 自分自身を変えることは、それだけで手一杯になってしまうほどの大仕事なのだ。もしそれが簡単なことだったら、私は今日それをやり遂げ、明日はアルコール依存症者と世の中を変えようとするだろう。今日一日の終わりが過ぎてもなお、他の人を変えることはいうまでもなく、それ以上に自分自身を変えることはできなかった。たとえAl-Anonの生き方が今日を生きるための信頼できるガイドであったとしても、また明日になると、私の手の中には自分自身を変える仕事でいっぱいになっている。


 私は自分自身を落胆させない。完璧でないことに決して悩んだりしない。というのは、私はそれを完璧に成し遂げられないことを知っているから。その代わり、私が変えることができる私の態度と行動が日ごとに小さな変化をしていることにワクワクする。亀のようなゆっくりした歩みではあるが、十分な進歩を私は知っている。4のステップを再び踏んだとき、最後に踏んだときと比べると私の成長を発見することができる。私はハイヤーパワーに聞いてみる。神はしばしば私がどれほど変わり成長したか、他の人を通して教えて下さる。 


この文章は、Al-Anon(アルコール依存症者の家族・友人のための支援団体)のビギナーメンバーに対し、「他人を変えるのではなく自分自身に集中すること」が愛を持って離脱する鍵であることを伝え、自分自身の変化の難しさと小さな進歩の価値を語っています。以下にポイントと解説を示します。


 ポイント 


 1. 愛を持って離脱する鍵=自分自身への愛と注意:


アルコール依存症者を変えるのではなく、自分自身を愛して集中することで、他人や状況への妄想から離脱できる。


 2. 自分自身を変えることは「大仕事」:


他人を変えることはもちろん、自分自身を変えることも容易ではなく、一日ごとに手一杯になる。


 3. 完璧を求めず「小さな変化」を喜ぶ:


完璧に成し遂げられないことを認め、態度や行動の日々の小さな変化に喜びを感じる。


 4. 成長の確認とハイヤーパワーへの信頼:


ステップを繰り返す中で自分の成長を発見し、ハイヤーパワー(神)や他の人を通じて変化を認識する。


 解説 


 - 「自分自身への集中」の意味:


ビギナーメンバーが「他人を変えたい」という思いに囚われやすい点に応え、「自分自身を愛し注意を払う」ことで、他者への過度な執着(妄想)から解放され、愛を持って距離を取ることができると説きます。


これはAl-Anonの核となる理念の一つで、「自分にできることだけに集中する」姿勢を促しています。


 - 「自分変化の大仕事性」:


「今日一日で自分自身を変えることすらできない」という言葉から、変化が持続的なプロセスであり、一時的な努力で達成できないことを明言しています。


これにより、メンバーの焦りを和らげ、「一日ずつ生きる」重要性を伝えています。


 - 「小さな変化」への視点:


完璧を求めないことで落胆を避け、「亀のようなゆっくりした歩み」でも進歩であることを認める姿勢は、持続的な回復に不可欠です。


4番目のステップ(自己内省)を繰り返す中で成長を確認することで、前向きなモチベーションを維持できると説かれています。


 - 「ハイヤーパワーと他者の役割」:


ハイヤーパワーに聞くことや、他の人を通じて自分の成長を知ることは、単なる自己判断に依存するのではなく、超越的な力やコミュニティの支えを信頼する姿勢を示しています。


これにより、自分一人では抱えきれない困難を乗り越える力が得られます。


 この文章全体では、Al-Anonにおける「自己への集中」「プロセスへの尊重」「コミュニティとハイヤーパワーへの信頼」といった核心的な思想を、ビギナーにも理解しやすいように具体的に語っていますね。




 黙想 


 自分自身を変えるということは、世の中で私だけが成し遂げられる、永遠に続く私の仕事である。 


 「私はアルコール依存症者を手放し、私自身を変えることに専念しなければならない。」 


この黙想は、「自分自身を変えること」の唯一性と永続性を強調し、アルコール依存症者への執着から離れて自我変革に専念する決意を凝縮しています。以下にポイントと解説を示します。


 ポイント


 1. 自分自身を変えること=「私だけが成し遂げられる永続的な仕事」:


自我変革は他者に代わることのできない固有の仕事であり、一生続くプロセスである。


 2. 行動の方向性=「アルコール依存症者を手放し、自分自身の変化に専念する」:


他者への執着から解放され、自我変革を最優先にすることを明言する。 


 解説


 - 「私だけが成し遂げられる仕事」の意味:


他人の変化は他人の役割であり、自分にできる唯一の「仕事」は自分自身を変えることだと断言しています。


これは「他人を変えるのではなく自分に集中する」という思想をさらに極端に、「唯一性」を強調して表現したもので、自我変革への責任感を高める効果があります。


また「永遠に続く」という言葉から、変化が一時的な目標ではなく、生涯にわたる生き方の根幹であることを示しています。 


- 「手放して専念する」の意義:


「アルコール依存症者を手放す」とは、彼らの行動を制御したり変えようとしたりする執着から離れることを指します。


この「手放し」が、自分自身の変化に「専念」するための前提条件であると位置づけることで、エネルギーを無駄に消費する先から、真に自分に必要な方向へと焦点を移す重要性を伝えています。


短い言葉の中に、決意の強さと自我変革への明確な意志が込められています。


 この黙想は、自我変革の思想を凝縮し、「自分だけの仕事」としての重みと、「手放して専念する」行動原理を鮮やかに打ち出していますね。



12のステップ 

 

 

 

これらのステップの学びは、Al-Anonプログラムの中で成長のために欠くことのできないものである。

 

具体的に表現された原理は、個人的な信条にかかわらず、普遍的で誰にでもあてはまる。Al-Anonの中で、私達がこれらのステップを常に、もっと深く理解しようと努力し、この賢さが私達の生活に生かされることを祈る。 

 

 1. 私達はアルコールに対して無力であり、生きていくことがどうにもならなくなったことを認めた。

 

 2.私達は自分より偉大な力が、私達を正気に戻してくれると信じるようになった。

 

 3.私達の意志と生命の方向を変え、自分で理解している神、ハイヤーパワーの配慮の下に置く決心をした。 

 

 4、探し求め、恐れることなく、生きてきたことの棚卸表を作った。 

 

 5.神に対し、自分自身に対し、いま一人の人間に対し、自分の誤りの正確な本質を認めた。 

 

 6.これらの性格上の欠点をすべて取り除くことを、神にゆだねる心の準備が完全にできた。 

 

 7. 自分の短所を変えて下さい。と謙虚に神に求めた。 

 

 8.私達が傷つけたすべての人の表を作り、そのすべての人達に埋め合わせをする気持ちになった。

 

 9.その人達、または他の人々を傷つけない限り、機会あるたびに直接埋め合わせをした。 

 

 10. 自分の生き方の棚卸を実行し続け、誤った時は直ちに認めた。

 

 11. 自分で理解している神との意識的触れ合いを深めるために、神の意志を知り、それだけを行っていく力を祈りと黙想によって求めた。 

 

 12.これらのステップを経た結果、霊的に目覚め、この話を他の人達に伝え、また自分のあらゆることに、この原理を実践するように努力した。


 12の伝統


 これらのガイドラインは、アラノングループと世界に広がるアラノン全体のフェローシップの調和と成長を促進する方法である。 私達のグループの経験では、アラノングループの一体性はこれらの伝統に忠実であることによると提議している。 


 1. 第一にすべきは共同の善である。多数の個々の成長は一体性にかかっている。 


 2. 私達のグループの目的のための権威はただ一つ、グループの意識の中に自分を現される、愛なる神である。私達のリーダーというのは、 支配する者ではなく、奉仕の任務をゆだねられた人にすぎない。


 3. アルコール依存症者の関係者が相互援助のために集まる時、グループとして他の団体、組織に合同しないという条件のもとに自分達自身をアラノン家族グループと呼ぶことができる。メンバーであるために要求される唯一のことは、関係者または友達の中にアルコール依存症の問題をかかえた人がいるということだけである。 


 4. 各グループは完全に自律的でなければならない。但し、他のグループ、またはアラノン全体、またAA全体に影響を及ぼす事柄においてはこの限りではない。 


 5. それぞれのアラノングループの目的はただ一つ、アルコール依存症者の家族を手助けすることである。私達はAAの12のステップを私達自身が実践することで、またアルコール依存症者の家族を温かく迎え、勇気づけ理解し、なぐさめを与えることによって行うのである。 


 6. アラノングループは、いかなる関係でも施設や外部の企業に対し、 裏書きや融資やアラノンの名前を貸すことをしてはならない。金銭や所有権や名声の問題が、私達を第一の霊的な目的からそれさせる恐れがあるからである。私達はAAとは別の共同体であるが、 常にAAと協力するものである。


7. すべてのアラノングループは外部からの寄付を辞退して、自立しなければならない。


 8. アラノンの12番目のステップの仕事は、どこまでも非職業的でなければならない。しかし、私達のサービスオフィス (G.S.O.) では専従の職員を置くことができる。


 9. このようなアラノングループは決して組織化されてはならない。 しかし、私達が奉仕する人々に対して責任を取るものとして、サービスの機関または委員会を作ることができる。 


 10. アラノングループは外部の問題には意見をもたない。したがって、 アラノンの名は公の論争で引き合いに出されるべきではない。


 11. 私達の広報活動は奨励するよりも、引きつける魅力に基づく。新聞、ラジオ、テレビ、そして映画の分野で、私達はいつも個人名を伏せるべきである。私達はすべてのAAメンバーのアノニミテイ(無名)を、細心の注意をもって守らなければならない。 


 12. アノニミティは私達の伝統の霊的基礎をなす。それは各個人よりもアラノングループの原理が優先すべきことを、いつも私達に思い起こさせるものである。


サービスのための12のコンセプト 


サービスのための12のコンセプト 


 12のステップと伝統は、個人の成長と、グループの一体性のガイドである。12のコンセプトはサービスのガイドである。12番目のステップの在事がどのように明確な基準の上に行われることができるのか、そしてワールドサービスオフィスのメンバーがワールドサービスを通して、どのようにグループと関係を持つことができるか示している。


 1. アラノン・ワールド・サービスに対する最終的責任と権威はアラノン・グループにある。


 2. アラノン家族グループは、自分達のコンファレンス(国内会議)と、 そのサービス機関に完全なる行政管理と運営の権威をゆだねる。


 3. 決定権は効果的なリーダーシップを可能にする。


 4. 参加することが調和への鍵である。


 5. 請願権と訴える権利は、少数意見を保護し、その人達の意見が聴かれることを保証する。


 6. コンファレンス(国内会議)は、行政面での基本的責任はボード (理事会)にあることを認める。


 7. ボード(理事会)は、法的な権限を有する。一方、コンファレンス(国内会議)の権限は伝統的である。


 8. ボード(理事会)はアラノン本部の日常の運営に関する権限をエグゼキュティブ・コミティ(諮問委員会)にゆだねる。


 9. どんなサービスのレベルにおいても人としての良いリーダーシップが必要である。ワールド・サービスのレベルでは、ボード(理事会)が首位のリーダーシップを取る。


 10. サービスにおける責任は、注意深く定められたサービスの権威によって好ましい状態に保たれる。二つの権威による運営は避ける。


 11. W. S. O. (ワールド・サービス・オフィス)はスタンディング・コミティ(各委員会)と、エグゼキュティブ(行政担当者) とスタッフ(職員)によって構成される。


 12. アラノン・ワールド・サービスの霊的基礎は、会議の憲章12条の一般的な保証(1-5)の中に表されている。


一般的な保証(会議の憲章12条)


一般的な保証(会議の憲章12条)


 あらゆる行為においてアラノンのワールドサービスコンファレンスは次の伝統の精神を守っていく。 


 1. コンファレンスの公正な財政の原則は、運営に必要な財源とそれに伴う十分な備蓄である。 


 2. コンファレンス・メンバーは誰一人として他のメンバーに対して、 公認されていない権威をもたない。 


 3. あらゆる決定は討論と投票によって、そして可能な限り実質的満場一致をもってなされる。


 4. コンファレンスのどんな議決も個人を罰したりはしないし、また公の論争をあおり立てたりもしない。


 5. コンファレンスはアラノンに奉仕をするが、決して統治するような行動はとらない。そしてその奉仕するアラノン家族グループ共同体のように、思想、行動において常に民主的であり続ける。