私の人生ひまつぶしです。
毎日ブログで仲間のみんなと日課の読み合わせています。
Al-Anon
ハイヤーパワーは私に成長するかしないか選択する状況をお与えになる。こうした状況は、私がAl-Anonの原則を実践するときいっそう頻繁に起こるようだ。それらは通常私の家族に関する未解決な問題に関係しており、同僚や友人そして隣人達との葛藤という形で再び表れる。こうした葛藤は私の苦痛を止めてくれる12のステップを通して、気づき、勇気、自分を愛すること、そして喜んでしようとする意志を自分のものとするまで繰り返される傾向がある。そうして私はより健全な態度と選択による異なった方法で人生を送ることができる。
子供のころ家で見たアルコール依存症者の行動を思い出すような人々に会うと、私は恐ろしくなってパニックを起こしたり、逃げ出したり、遮断してしまったりしたものだ。この反応は私の苦しみの古いサイクルをずっと続けさせた。 私は、実際にアルコール依存症者に育てられたことによるフラッシュバックがあり、私のそうした人々に対する反応がまるで自分がおびえた小さい少女であるかのように極端だったことに気づかなかった。
今日、私は自分が不健全な受け入れ難い行動に直面したとき逃げ出すことはしない。私は自分の助けとしてプログラムを使う。私は立ち止まり、“考える (Think)”ことを忘れない。反応する前に、私は感情の代わりに知性を使う。 私は心が静まるまでその人あるいはその状況から離れて理性的に考える。私はスポンサーに電話をかけ、自分の感情を静めて、どのプログラムの道具が今の私に合うか理解するのを手伝ってくれるよう話す。
このような状況の場合に私がAl-Anonの知恵を応用するとき、受け入れ難い行動がそれほど私の生活の中に入って来ることはない。私が今日、過去にしたよりも健全な方法で自分の問題に直面するのを喜んでハイヤーパワーに助けて頂くとき、もうほとんどそれらを再現することはない。
この文章は、Al-Anonの原則を実践することで、過去のトラウマから解放され、より健全な態度で人生を送ることができるようになった体験を語っています。以下に、ポイントと解説をまとめます。
ポイント
1. 成長の機会:
- ハイヤーパワーの導き:
「ハイヤーパワーは私に成長するかしないか選択する状況をお与えになる」という言葉は、困難な状況が、自己成長の機会であることを示唆しています。
- Al-Anonの原則の実践:
「こうした状況は、私がAl-Anonの原則を実践するときいっそう頻繁に起こるようだ」という言葉は、Al-Anonの原則を実践することで、自己成長の機会が増えることを示唆しています。
2. 繰り返される葛藤:
- 未解決な問題:「それらは通常私の家族に関する未解決な問題に関係しており、同僚や友人そして隣人達との葛藤という形で再び表れる」という言葉は、過去のトラウマが、様々な形で繰り返されることを示唆しています。
- 苦痛を止める12のステップ:「こうした葛藤は私の苦痛を止めてくれる12のステップを通して、気づき、勇気、自分を愛すること、そして喜んでしようとする意志を自分のものとするまで繰り返される傾向がある」という言葉は、Al-Anonの12ステップが、苦痛のサイクルを断ち切るために役立つことを示唆しています。
3. 過去のトラウマの影響:
- アルコール依存症者の行動の想起:「子供のころ家で見たアルコール依存症者の行動を思い出すような人々に会うと、私は恐ろしくなってパニックを起こしたり、逃げ出したり、遮断してしまったりしたものだ」という言葉は、過去のトラウマが、特定の状況で強い感情を引き起こすことを示唆しています。
- フラッシュバック:「私は、実際にアルコール依存症者に育てられたことによるフラッシュバックがあり、私のそうした人々に対する反応がまるで自分がおびえた小さい少女であるかのように極端だったことに気づかなかった」という言葉は、過去のトラウマが、現実と過去を混同させるほどの強い影響力を持つことを示唆しています。
4. Al-Anonの知恵の応用:
- 逃避行動の停止:「今日、私は自分が不健全な受け入れ難い行動に直面したとき逃げ出すことはしない」という言葉は、Al-Anonの原則を実践することで、過去のパターンから脱却できることを示唆しています。
- “考える (Think)”ことの重要性:「私は立ち止まり、“考える (Think)”ことを忘れない。反応する前に、私は感情の代わりに知性を使う」という言葉は、感情的な反応を抑え、理性的に判断することの重要性を示唆しています。
- 心の静けさ:「私は心が静まるまでその人あるいはその状況から離れて理性的に考える」という言葉は、感情的な状態にあるときは、冷静な判断ができないため、一旦距離を置くことの重要性を示唆しています。
- スポンサーとの対話:「私はスポンサーに電話をかけ、自分の感情を静めて、どのプログラムの道具が今の私に合うか理解するのを手伝ってくれるよう話す」という言葉は、Al-Anonのメンバーとの交流が、自己理解を深め、問題解決を助けることを示唆しています。
5. 健全な人生:
- 受け入れ難い行動の減少:「このような状況の場合に私がAl-Anonの知恵を応用するとき、受け入れ難い行動がそれほど私の生活の中に入って来ることはない」という言葉は、Al-Anonの原則を実践することで、ネガティブな状況に遭遇する頻度が減ることを示唆しています。
- 過去の再現の減少:「私が今日、過去にしたよりも健全な方法で自分の問題に直面するのを喜んでハイヤーパワーに助けて頂くとき、もうほとんどそれらを再現することはない」という言葉は、Al-Anonの原則を実践することで、過去の苦痛のサイクルから解放されることを示唆しています。
解説
- トラウマの再体験:過去のトラウマは、特定の状況でフラッシュバックとして再体験されることがあります。フラッシュバックは、現実と過去を混同させ、強い感情を引き起こすことがあります。
- Al-Anonの12ステップ:Al-Anonの12ステップは、自己認識を深め、過去のトラウマと向き合い、より健全な人生を送るためのプログラムです。
- 理性的な判断:感情的な状態にあるときは、冷静な判断ができないため、一旦距離を置き、心を落ち着かせてから判断することが重要です。
- サポートの重要性:Al-Anonのメンバーとの交流は、自己理解を深め、問題解決を助けるだけでなく、精神的な支えとなります。
- 自己成長の継続:Al-Anonの原則を実践することは、自己成長の継続的なプロセスです。過去のトラウマから解放され、より健全な人生を送るためには、継続的な努力が必要です。
この文章は、Al-Anonの原則を実践することで、過去のトラウマから解放され、より健全な態度で人生を送ることができるという希望を与えてくれます。
黙想
私が過去から回復するのに時間をかけないなら、私はそれを繰り返してしまう。
「Al-Ateenのおかげで私はよく話し、人々をより良く理解できるようになり、そして私が幸せな普通の生活と呼ぶものを生きることができる。」
この黙想は、過去の経験からの回復の重要性と、Al-Ateen(アラティーン)が若者の回復をサポートする役割について述べています。以下に、ポイントと解説をまとめます。
ポイント
1. 過去からの回復の重要性:
- 繰り返しの回避:「私が過去から回復するのに時間をかけないなら、私はそれを繰り返してしまう」という言葉は、過去の経験から学び、癒されない限り、同じような問題や苦しみを繰り返してしまう可能性を示唆しています。
- パターン認識:過去の経験を振り返り、パターンを認識することで、将来的に同じ過ちを犯すことを防ぐことができます。
2. Al-Ateenの役割:
- コミュニケーション能力の向上:「Al-Ateenのおかげで私はよく話し、人々をより良く理解できるようになり」という言葉は、Al-Ateenが、コミュニケーション能力の向上をサポートしていることを示唆しています。
- 共感力の向上:Al-Ateenの活動を通じて、他者の気持ちを理解し、共感する力が養われます。
- 幸せな普通の生活:「そして私が幸せな普通の生活と呼ぶものを生きることができる」という言葉は、Al-Ateenが、若者が幸せで充実した人生を送るためのサポートを提供していることを示唆しています。
- ノーマルな生活:Al-Ateenは、アルコール依存症の影響下にある家庭で育った若者が、普通の生活を取り戻すための手助けをします。
解説
- 過去の経験の影響:過去の経験は、私たちの思考、感情、行動に大きな影響を与えます。特に、トラウマ的な経験は、その後の人生に長期的な影響を及ぼすことがあります。
- 回復のプロセス:過去からの回復は、自己認識、感情の処理、行動の変化を含む、複雑なプロセスです。このプロセスには、時間と努力が必要です。
- Al-Ateenの活動:Al-Ateenは、アルコール依存症者の家族や友人のための自助グループであるAl-Anonの、10代の若者向けのプログラムです。Al-Ateenのミーティングでは、参加者は、自分の経験を共有したり、他のメンバーからサポートを受けたりすることができます。
- コミュニケーション能力の重要性:コミュニケーション能力は、人間関係を築き、維持するために不可欠です。Al-Ateenの活動を通じて、若者は、自分の気持ちを適切に表現したり、他者の話を注意深く聞いたりするスキルを身につけることができます。
- 共感力の重要性:共感力は、他者の気持ちを理解し、共感する能力です。Al-Ateenの活動を通じて、若者は、他者の苦しみに寄り添い、支えることができるようになります。
- 幸せな普通の生活:Al-Ateenは、若者が、アルコール依存症の影響から解放され、幸せで充実した人生を送るためのサポートを提供します。
この黙想は、過去からの回復に焦点を当て、Al-Ateenが若者たちの成長と幸福をサポートする重要な役割を果たしていることを強調しています。Al-Ateenは、若者が困難な状況を乗り越え、より良い未来を築くための力強い支えとなります。
12のステップ
これらのステップの学びは、Al-Anonプログラムの中で成長のために欠くことのできないものである。
具体的に表現された原理は、個人的な信条にかかわらず、普遍的で誰にでもあてはまる。Al-Anonの中で、私達がこれらのステップを常に、もっと深く理解しようと努力し、この賢さが私達の生活に生かされることを祈る。
1. 私達はアルコールに対して無力であり、生きていくことがどうにもならなくなったことを認めた。
2.私達は自分より偉大な力が、私達を正気に戻してくれると信じるようになった。
3.私達の意志と生命の方向を変え、自分で理解している神、ハイヤーパワーの配慮の下に置く決心をした。
4、探し求め、恐れることなく、生きてきたことの棚卸表を作った。
5.神に対し、自分自身に対し、いま一人の人間に対し、自分の誤りの正確な本質を認めた。
6.これらの性格上の欠点をすべて取り除くことを、神にゆだねる心の準備が完全にできた。
7. 自分の短所を変えて下さい。と謙虚に神に求めた。
8.私達が傷つけたすべての人の表を作り、そのすべての人達に埋め合わせをする気持ちになった。
9.その人達、または他の人々を傷つけない限り、機会あるたびに直接埋め合わせをした。
10. 自分の生き方の棚卸を実行し続け、誤った時は直ちに認めた。
11. 自分で理解している神との意識的触れ合いを深めるために、神の意志を知り、それだけを行っていく力を祈りと黙想によって求めた。
12.これらのステップを経た結果、霊的に目覚め、この話を他の人達に伝え、また自分のあらゆることに、この原理を実践するように努力した。
12の伝統
これらのガイドラインは、アラノングループと世界に広がるアラノン全体のフェローシップの調和と成長を促進する方法である。 私達のグループの経験では、アラノングループの一体性はこれらの伝統に忠実であることによると提議している。
1. 第一にすべきは共同の善である。多数の個々の成長は一体性にかかっている。
2. 私達のグループの目的のための権威はただ一つ、グループの意識の中に自分を現される、愛なる神である。私達のリーダーというのは、 支配する者ではなく、奉仕の任務をゆだねられた人にすぎない。
3. アルコール依存症者の関係者が相互援助のために集まる時、グループとして他の団体、組織に合同しないという条件のもとに自分達自身をアラノン家族グループと呼ぶことができる。メンバーであるために要求される唯一のことは、関係者または友達の中にアルコール依存症の問題をかかえた人がいるということだけである。
4. 各グループは完全に自律的でなければならない。但し、他のグループ、またはアラノン全体、またAA全体に影響を及ぼす事柄においてはこの限りではない。
5. それぞれのアラノングループの目的はただ一つ、アルコール依存症者の家族を手助けすることである。私達はAAの12のステップを私達自身が実践することで、またアルコール依存症者の家族を温かく迎え、勇気づけ理解し、なぐさめを与えることによって行うのである。
6. アラノングループは、いかなる関係でも施設や外部の企業に対し、 裏書きや融資やアラノンの名前を貸すことをしてはならない。金銭や所有権や名声の問題が、私達を第一の霊的な目的からそれさせる恐れがあるからである。私達はAAとは別の共同体であるが、 常にAAと協力するものである。
7. すべてのアラノングループは外部からの寄付を辞退して、自立しなければならない。
8. アラノンの12番目のステップの仕事は、どこまでも非職業的でなければならない。しかし、私達のサービスオフィス (G.S.O.) では専従の職員を置くことができる。
9. このようなアラノングループは決して組織化されてはならない。 しかし、私達が奉仕する人々に対して責任を取るものとして、サービスの機関または委員会を作ることができる。
10. アラノングループは外部の問題には意見をもたない。したがって、 アラノンの名は公の論争で引き合いに出されるべきではない。
11. 私達の広報活動は奨励するよりも、引きつける魅力に基づく。新聞、ラジオ、テレビ、そして映画の分野で、私達はいつも個人名を伏せるべきである。私達はすべてのAAメンバーのアノニミテイ(無名)を、細心の注意をもって守らなければならない。
12. アノニミティは私達の伝統の霊的基礎をなす。それは各個人よりもアラノングループの原理が優先すべきことを、いつも私達に思い起こさせるものである。
サービスのための12のコンセプト
サービスのための12のコンセプト
12のステップと伝統は、個人の成長と、グループの一体性のガイドである。12のコンセプトはサービスのガイドである。12番目のステップの在事がどのように明確な基準の上に行われることができるのか、そしてワールドサービスオフィスのメンバーがワールドサービスを通して、どのようにグループと関係を持つことができるか示している。
1. アラノン・ワールド・サービスに対する最終的責任と権威はアラノン・グループにある。
2. アラノン家族グループは、自分達のコンファレンス(国内会議)と、 そのサービス機関に完全なる行政管理と運営の権威をゆだねる。
3. 決定権は効果的なリーダーシップを可能にする。
4. 参加することが調和への鍵である。
5. 請願権と訴える権利は、少数意見を保護し、その人達の意見が聴かれることを保証する。
6. コンファレンス(国内会議)は、行政面での基本的責任はボード (理事会)にあることを認める。
7. ボード(理事会)は、法的な権限を有する。一方、コンファレンス(国内会議)の権限は伝統的である。
8. ボード(理事会)はアラノン本部の日常の運営に関する権限をエグゼキュティブ・コミティ(諮問委員会)にゆだねる。
9. どんなサービスのレベルにおいても人としての良いリーダーシップが必要である。ワールド・サービスのレベルでは、ボード(理事会)が首位のリーダーシップを取る。
10. サービスにおける責任は、注意深く定められたサービスの権威によって好ましい状態に保たれる。二つの権威による運営は避ける。
11. W. S. O. (ワールド・サービス・オフィス)はスタンディング・コミティ(各委員会)と、エグゼキュティブ(行政担当者) とスタッフ(職員)によって構成される。
12. アラノン・ワールド・サービスの霊的基礎は、会議の憲章12条の一般的な保証(1-5)の中に表されている。
一般的な保証(会議の憲章12条)
一般的な保証(会議の憲章12条)
あらゆる行為においてアラノンのワールドサービスコンファレンスは次の伝統の精神を守っていく。
1. コンファレンスの公正な財政の原則は、運営に必要な財源とそれに伴う十分な備蓄である。
2. コンファレンス・メンバーは誰一人として他のメンバーに対して、 公認されていない権威をもたない。
3. あらゆる決定は討論と投票によって、そして可能な限り実質的満場一致をもってなされる。
4. コンファレンスのどんな議決も個人を罰したりはしないし、また公の論争をあおり立てたりもしない。
5. コンファレンスはアラノンに奉仕をするが、決して統治するような行動はとらない。そしてその奉仕するアラノン家族グループ共同体のように、思想、行動において常に民主的であり続ける。
ー
