私の人生ひまつぶしです。
毎日ブログで仲間のみんなと日課の読み合わせています。
AAステップ七は、「私たちの短所を取り除いてくださいと、謙虚に神に求めた」というステップです。
このステップでは、自分の欠点や弱点を認め、それを神に取り除いてもらうように謙虚に願うことが重要です。
もちろん、アルコホーリクやAAメンバーは、物質的な成功を非難するつもりはありません。私たちは人生の主な目的が人間の基本的欲求の充足にあるという信念に強く執着する人々と論争するつもりはありません。
むしろ、この信念によって生きようとすることが、私たちアルコホーリクにとって最も失敗したことです。私たちは何千年もの間、自分の割り当て以上の安全や富、ロマンスを求めてきました。うまくいっているように見えるときは、さらに大きな夢を追い求めるために飲んでしまいました。
そして、少しでも挫折したときには、それを忘れるために飲んでしまいました。私たちには満足することはありませんでした。
これらの努力の多くは善意から出たものだった。しかし、謙虚さに欠けていた。それは致命的な欠陥だった。物質的満足が人生の目的ではなく、人格形成や霊的価値を第一にすべきであることを知るだけの洞察が私たちにはなかった。例によって例のごとく、私たちは目的と手段を混同するという過ちを犯した。物質的な欲望を満たすことを、人間として生きるための手段としてでなく、人生の最終目的とみなしていたのだ。
私たちの努力の多くは善意から出ていましたが、謙虚さに欠けていたというのは事実です。
この欠点は致命的なものでした。私たちは物質的な満足が人生の目的ではなく、人格形成や霊的な価値を第一にするべきだという洞察に欠けていました。
私たちは目的と手段を混同するという誤りを犯しました。物質的な欲望を満たすことを、人間として生きるための手段ではなく、人生の最終目的と見なしていたのです。
このような認識の欠如が、私たちアルコホーリクにとって大きな問題となりました。しかし、AAのプログラムを通じて学び、成長していくことで、私たちはこの誤りを修正し、より健康で充実した人生を歩むことができるようになります。
なるほど、私たちのほとんどは、よい性格が望ましいと思っていた。だが、それは自己満足の中で生きてゆくのに、よい性格が必要だったからだ。私たちが誠実さやまじめさを適当に示していたのは、実は自分が本当に欲しいものを手に入れるのに有利な立場に立つためだった。しかし、人格を取るか、楽な生活を取るかという選択を迫られると、いつも人格をみがくことはすっかり忘れ、自己中心的な幸福を追い求めるのだった。人格をみがくことそれ自体が求めるに値するものだとか、自分の本能的欲求が満たされなくても努力して手に入れるべものだとかは、考えたこともなかった。誠実さ、寛容、人間と神への真実の愛などを、生きてゆく基本にしようなどとは思ってもみなかった。
私たちはほとんどの場合、よい性格が望ましいと考えていました。しかし、それは自己満足の中で生きていくために必要なものだと思っていました。
私たちは誠実さやまじめさを示すことで、自分が本当に欲しいものを手に入れるために有利な立場に立とうとしていました。
しかし、人格を取るか、楽な生活を取るかという選択を迫られると、いつも人格を磨くことを忘れ、自己中心的な幸福を追い求めることになりました。
私たちは人格を磨くこと自体が価値あるものだとか、自分の本来の欲求が満たされなくても努力して手に入れるべきものだと考えることはありませんでした。
誠実さや寛容さ、人間と神への真実の愛などを生きていく基本にするなどとは思いもしませんでした。
しかし、AAのプログラムを通じて私たちは、自己中心的な欲求に囚われずに、より良い人間になるための努力をすることの重要性を学びました。
人格形成や霊的成長を追求することで、本当の幸福や充実感を見つけることができるのです。
このように、私たちが不変の価値を心のよりどころにすることができず、人生の真の目的にまったく目を向けなかったため、さらに悪いことになった。自分一人の力と知恵で生きられると信じ、ハイヤーパワーへの生きた信仰を失ったのだ。たとえ神の存在を信じていても、そのことは一向に変わりはなかった。自分が神の役を演じようとしていたため、せっかくの熱烈な宗教的信念もまったく実を結ばないことが実際にあり得るのだ。自分自身を頼りにしている間は、ハイヤーパワーへの信頼など考えられないことだった。神の意志を知り、それに従いたいという気持ち、あらゆる謙虚さの基礎にあるこの気持ちが欠けていたのだ。
確かに、私たちは不変の価値を心のよりどころにすることができず、人生の真の目的に目を向けることができなかったため、更に悪い状況に陥ってしまいました。
自分自身の力や知恵だけで生きていけると信じ、ハイヤーパワーへの信仰を失ってしまったのです。たとえ神の存在を信じていても、それに変わりはありませんでした。自分が神の役割を演じようとしていたため、熱烈な宗教的信念も実を結ばないことがありました。自分自身に頼りながらは、ハイヤーパワーへの信頼を持つことは考えられませんでした。神の意志を知り、それに従いたいという気持ち、そして謙虚さの基礎となるこの気持ちが欠けていたのです。
AAのプログラムでは、私たちは自己中心的な思考から脱却し、ハイヤーパワーへの信頼を回復することを学びます。自分自身を頼りにするのではなく、神の意志を知り、それに従うことで、真の謙虚さを持つことができるのです。このような変化が私たちの回復の道を開き、より豊かで意味のある人生を歩むことができるのです。
ハイヤーパワーへの信頼を持つためには、以下のような心構えが重要です：
1. 謙虚さ：ハイヤーパワーへの信頼を深めるためには、謙虚な心を持つことが重要です。自分自身の限界を認め、ハイヤーパワーに導かれることを受け入れる姿勢を持ちましょう。
2. 受け入れと信頼：ハイヤーパワーへの信頼を築くためには、ハイヤーパワーの存在を受け入れ、その力に信頼を寄せることが必要です。自分の意志だけでなく、ハイヤーパワーの導きに従うことを意識しましょう。
3. 祈りと瞑想：ハイヤーパワーへの信頼を深めるためには、祈りや瞑想の習慣を取り入れることが有効です。自分自身を静め、ハイヤーパワーとのつながりを感じる時間を作りましょう。
4. 経験を通じた学び：ハイヤーパワーへの信頼は、経験を通じて深まっていきます。自分がハイヤーパワーの導きを感じたり、助けを受けた経験を大切にし、それを自分の信仰の根拠として育てていきましょう。
5. サポートグループへの参加：AAのようなサポートグループに参加することで、他のメンバーの経験や支えを通じて、ハイヤーパワーへの信頼を深めることができます。お互いに励まし合い、信仰を分かち合うことで、より強い絆を築くことができます。
これらの心構えを持つことで、ハイヤーパワーへの信頼を深めることができます。重要なのは、自分自身の力だけに頼るのではなく、ハイヤーパワーとのつながりを築き、その導きに従うことです。
ハイヤーパワーとは神の意志を知り、それに従いたいと願い、行動することで得られた充足ですか？
ハイヤーパワーとは、個々の信念や宗教観によって異なるかもしれませんが、一般的には神や宇宙の智慧や力、あるいは自己の内なる導きや直感などを指すことがあります。
ハイヤーパワーへの信頼は、神の意志を知り、それに従いたいと願い、行動することで得られる充足を含むことがあります。
ハイヤーパワーへの信頼を持つことは、自己中心的な思考や欲望に囚われず、より高い目的や価値に従って生きることを意味します。
神の意志を知りたいと願い、それに従うことで、自己の成長や他者への奉仕、善行を行うことができます。これによって、内なる平安や満足感を得ることができるとされています。
ただし、ハイヤーパワーへの信頼や神への関係は個人の体験や信念によって異なるため、一概には言えません。それぞれの人が自分自身の信念や経験に基づいてハイヤーパワーとの関係を築き、充足を得ることが重要です。
Source: AA Big Book