横浜らしさって・・・
昨日7月28日は、ここ数年頑張ってきたことが報われたとてもうれしい日でした。横浜市とJIA神奈川が「まち づくり・建築分野の課題解決等に寄与すること を目的とし、包括連携協定」を締結 しました!私は、公益社団法人日本建築家協会(JIA)の神奈川地域会(JIA神奈川)の代表をこの4月まで3年務めさせて頂きましたが、私が注力したのは、まちづくりの新しい仕組みの構築でした。そのために、昨年度は「まちづくり」をテーマに1年間連続シンポジウムを行い、いろんな切り口でまちづくりを考えてきました。「まちづくり」といいますと、「まちおこし」などイベントをイメージする方もいると思います。しかし、私たちが目指すのは、建築家としての「まちづくり」です。欧米では、ロンドンにはロンドンの。パリにはパリの。ローマにはローマの街の息吹と魅力があり、人々はそれに惹き付けられて、住みついたり、再び訪れたりもどってきたりします。「まちづくり」と銘打って、どこでも同じような街をつくることは決して「まちづくり」ではありません。その街ならではの「まちらしさ」。その街、その地域独特の魅力「まちらしさ」があることです。まちづくりは行政が行うものと思っている方もおられると思いますが、行政ーハードを作るプロ(建築家やデザイナー)ー事業者、そしてそこで営む市民が一体なる必要があります。私たちJIA神奈川の建築家は、勿論建物をや街をつくるプロですが、市民の代表でもあります。私は約20年前に「横浜らしさ」について論文を書きました。それはみなとみらいが姿を現し始めた時でした。今まで「横浜」というと、明治維新開港と同時に開かれたまちが魅力であり、そのまちの雰囲気が独特の「横浜らしさ」を作り出してきました。それが、世界どこにもあるような高層ビルに囲まれたみなとみらいが出現したとき、正直がっかりし、何とか「横浜らしさ」を、、と思い論文にしました。「横浜らしさ」って何なのでしょうか?私は、JR駅から中華街を抜け山下公園へ、あるいはシルクセンターから大桟橋へ抜けるとき、公園や桟橋の向こうに海が見える! これが 港町横浜 だと思います。そんな港と一体なった横浜ならではまちづくり を進めていきたいと思います。