隣人の痛みを理解する優しい大人になってほしい | aaiのブログ

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都内在住。雑記帳。

週末に妹とお茶したケーキ
谷中は外国人観光客で混んでいました


最近読んだ本



『レーエンデ国物語 月と太陽』



この世界を守りたい。
少年は大人になり、少女は英雄になった。

テレビ、書店で話題沸騰!
大人のための王道ファンタジー、はやくも第二弾!

☆☆☆

名家の少年・ルチアーノは屋敷を何者かに襲撃され、レーエンデ東部の村にたどり着く。
そこで怪力無双の少女・テッサと出会った。
藁葺き屋根の村景や活気あふれる炭鉱、色とりどりの収穫祭に触れ、
ルチアーノは身分を捨てて、ここで生きることを決める。
しかし、その生活は長く続かなかった。村の危機を救うため、テッサは戦場に出ることを決める。
ルチアーノと結婚の約束を残して――。

封鎖された古代樹の森、孤島城に住む法皇、変わりゆく世界。
あの日の決断が国の運命を変えたことを、二人はまだ知らない。(amazonより)




テッサかっこいい!

最後は辛すぎるえーん

マウロとの会話からもレーエンデの自由を願っていることがよくわかる


テッサがマウロに思ったこと↓好き照れ

「人のために泣ける子に悪い子はいない。どうか変わらないでほしい。隣人の痛みを理解する優しい大人になってほしい。」



そしてルーチェガーン

序章から彼が残虐王になるとはわかってはいるものの、こんなに優しい子がなぜ(?_?)と疑問しかなかったが


はぁ( ´Д`)=3

優しいがゆえに絶望感が半端ない

最後の言葉も悲しい

「僕も行く。僕も行くよ。僕を置いていかないで」



誰も幸せにならず落ち込んだ読書でしたえーん

それにしても602ページ長かったぜ

ページ数多い本が続いてるから次はページ数少ない本にしようえー