左2冊は読み終わった〜。YA向けなので小学生でも読めるかな。『ルポ入管』はじっくり読もうっと。
最近読んだ本
『ペイント』
「君たちは、親を選べる子どもなんだよ」
「アーモンド」に続く「チャンビ青少年文学賞」受賞作。
韓国で30万部。ブレイディみかこ氏推薦。
「子どもに親を選ぶことができたら。人類の究極の「IF」に挑んだティーン小説。
大人こそ読んでこころの準備をしておいたほうがいい」
事情により子どもを育てられなくなった親が、子どもを預ける「NCセンター」が設立された近未来。そこでは子どもが親を選ぶ面接「ペイント(ペアレントインタビュー)」が行われている。そんなNCセンターに在籍する17歳の少年ジェヌが、この物語の主人公。
20歳のセンター退所期限までに親をみつけなれば、センター出身という経歴がIDカードに刻まれる。過去にNCセンター出身者による犯罪が行われたことで、社会にはNCセンター出身者への偏見が存在し、その経歴が刻まれないよう、子どもたちは必死にペイントを続けている。
しかし、ペイントにやってくる親候補の多くは、養子縁組することで受け取れる福利厚生が目的。親候補たちのとりつくろった笑顔と、透けて見える本音を、ジェヌは瞬時に見抜いてしまう。
NCセンターの退所期限を3年後に控えたジェヌは、ペイントをしながら、親や家族という存在について思索し、自分の進む道をつかもうとする。(amazonより)
なんかカズオ・イシグロの『わたしを離さないで』を思い出してしまった。それ系です?!←どれ系(笑)
「君たちは外の子と違って、親を選べる子どもなんだよ」かぁ。親ガチャという言葉を最近よく聞くが、子どもが親を選べたらもう少し良い世の中になるのかなぁ。
主人公のジェヌがなかなかクールで「世の中のどんな親も、事前に完璧な準備なんてできないじゃないですか?」「親子の関係、それって、作っていくものですよね」という言葉にハッとした。良いと思う親を選んでも、その優しさに甘えていたら良い関係も悪くなる可能性がある。
親が決まりそうなアキに言う言葉も大人びていて、ジェヌって17歳なのにしっかりしているな~と始終感心。
「自分にできないことを、あの人たちに強要するな。俺とああだこうだって言い合ってるように、あの人たちともソリの合わないことはきっと起きる。あの人たちのいいところだけを探そうとするな。お前もいいところだけ見せようとするな。でないと、お前とあの人たちはどっちもつらい思いをする」
「いつも感謝の気持ちを忘れるな。お前が愛情を欲しがっているのと同じように、あの人たちもそうかもしれない」
自分が幸せになれるかどうかは、自分自身にかかっている。
