対立は努力と進歩から生まれる | aaiのブログ

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都内在住。雑記帳。

今日は午後休取って次女を見た。

小児科でも体調は大分良くなったと言われたので、来週からは保育園通えるといいな。




最近読んだ本



『人は、なぜ他人を許せないのか?』



最近、世間を騒がせている芸能人の不倫問題。
ほとんどの場合、バッシングをしている人々は当事者とは何の関係もなく、直接迷惑をかけられたり、被害を受けたりしている訳ではありません。

それなのになぜ、強い怒りが湧き上がり、叩かずにはいられなくなってしまうのか―。
そこには、我々人間の「脳」が関係しているのです―。

炎上、不謹慎狩り、不倫叩き、ハラスメント…

世の中に渦巻く「許せない」感情の暴走は、
脳の構造が引き起こしていた!


人の脳は、裏切り者や社会のルールから外れた人など、わかりやすい攻撃対象を見つけ、
罰することに快感を覚えるようにできています。
この快楽にはまってしまうと、簡単には抜け出せなくなり、罰する対象を常に探し求め、
決して人を許せないようになってしまいます。

著者は、この状態を正義に溺れてしまった中毒状態、「正義中毒」と呼んでいます。
これは、脳に備わっている仕組みであるため、誰しもが陥ってしまう可能性があるのです。

他人の過ちを糾弾し、ひとときの快楽を得られたとしても、日々誰かの言動にイライラし、必要以上の怒りや憎しみを感じながら生きるのは、苦しいことです。

本書では、「人を許せない」という感情がどのように生まれるのか、その発露の仕組みを脳科学の観点から解き明かしていきます。
「なぜ私は、私の脳は、許せないと思ってしまうのか」を知ることにより、自分や自分と異なる他者を理解し、心穏やかに生きるヒントを探っていきます。(amazonより)




またまた中野信子さん。読みやすいんだもの。それに脳科学も興味ある分野だし。


人が他の人や集団を叩く行為は気持ちがいいことなのか?正義感が全然ない私には、よくわからんわ〜。


「人は、本来は自分の所属している集団以外を受け入れられず、攻撃するようにできています。

そのために重要な役割を果たしている神経伝達物質のうちの一つが、ドーパミンです。私たちが正義中毒になるとき、脳内ではドーパミンが分泌されています。ドーパミンは、快楽や意欲などを司っていて、脳を興奮させる神経伝達物質です。端的に言えば、気持ちいい状態を作り出しています。」


面白いなと思ったのが「日本では主張と人格とが分離されず、容易に人格攻撃へとつながる」という部分。

確かに職場とかでも人格攻撃になってるよなーと感じる場面には遭遇する。まぁフランスでもあるとは思うけれども。


「あるフランス人にフランス語では、『議論する(discuter)』という動詞が『人』を目的語に取る(〜と議論する)のに対して、『論破する(réfuter)』という動詞は、人を目的語に取らないんだよ、と言われました。これはつまり、議論は人とするものだけれど、言い負かすのはあくまで話している内容、論旨であって、上司を論破する、夫を論破する、相手を論破する、という使い方はしないということです。」


意見の対立は当たり前のことなので、議論しながら理解を深めていく環境がいいな。