書物そのものに力があるというよりは、あなたがそういう読み方をしたっていう、そこに価値があるんだよ | aaiのブログ

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都内在住。雑記帳。

今日は夫の実家へ。

夫のおばあちゃんが先日100歳になったので、お祝いに行ってきましたバースデーケーキ100年も生きるって想像できないなぁ(・o・)




最近読んだ本



『お探し物は図書室まで』



お探し物は、本ですか? 仕事ですか? 人生ですか?
人生に悩む人々が、ふとしたきっかけで訪れた小さな図書室。
彼らの背中を、不愛想だけど聞き上手な司書さんが、思いもよらない本のセレクトと可愛い付録で、後押しします。

仕事や人生に行き詰まりを感じている5人が訪れた、町の小さな図書室。「本を探している」と申し出ると「レファレンスは司書さんにどうぞ」と案内してくれます。

狭いレファレンスカウンターの中に体を埋めこみ、ちまちまと毛糸に針を刺して何かを作っている司書さん。本の相談をすると司書さんはレファレンスを始めます。不愛想なのにどうしてだか聞き上手で、相談者は誰にも言えなかった本音や願望を司書さんに話してしまいます。
話を聞いた司書さんは、一風変わった選書をしてくれます。図鑑、絵本、詩集......。

そして選書が終わると、カウンターの下にたくさんある引き出しの中から、小さな毛糸玉のようなものをひとつだけ取り出します。本のリストを印刷した紙と一緒に渡されたのは、羊毛フェルト。「これはなんですか」と相談者が訊ねると、司書さんはぶっきらぼうに答えます。 「本の付録」と――。

自分が本当に「探している物」に気がつき、
明日への活力が満ちていくハートウォーミング小説。(ポプラ社より)



いつも読んでいるブログでご紹介されていて読みたいな〜と思っていた本。

3月にブログを読んで、その間に何人か司書仲間からも感想を聞く機会があったのですが、(私は以前公共図書館と高校の図書室で勤務していたので、司書の知り合いが多い)「あんな司書いないよー」という意見が多かった(笑)


レファレンスに来た人に、最適な本以上のその一歩先、その人に必要な、本当に探している本を選書出来るって素晴らしいけど、超能力者じゃないんだもの、あれを求められたら困るわ〜あの本は幸福なファンタジーよね、だったり司書ってめっちゃサービス業じゃん、あの接客はアウトだし、それにタメ口なんてあり得ないよね、なんていう働く側の視点で興味深かった。


そんなわけで私も微妙な気持ちになるのかな〜という思いもあり、読むのが遅れてしまったのですが…

普通に良いじゃない╰(*´︶`*)╯

温かい本。こういうの大歓迎ですよ♪瀬尾まいこさん系⁈どの物語も優しくて悪い人が出てこないし、いい方向に動き出してほっこりする。この本を読む前に『スモールワールズ』読んだからね、、やっぱり私は安心して読めるハッピーエンドが好きだわ(^∇^)ノ♪


確かにツッコミどころはあるけど(笑)司書の小町さんは、レファレンスコーナーに来る人に「何をお探し?」と聞くと(こんなこと言う司書もいないと思うけど笑)「にこりともしない小町さんから発せられるその言葉は、どっしりとした不思議な安心感があった。」とか「思いがけず、優しい声だった。びっくりした。ちっとも笑ってないのに、いつくしみに満ちていた。」とか皆穏やかさを感じているし、こんな司書もいても良いのでは(^^)


印象に残った言葉は、タイトルに記したものも含め多くありますが、ブログでもご紹介されていた「でもね、私が何かわかっているわけでも、与えているわけでもない。皆さん、私が差し上げた付録の意味をご自身で探し当てるんです。本も、そうなの。作り手の狙いとは関係のないところで、そこに書かれた幾ばくかの言葉を、読んだ人が自分自身に紐づけてその人だけの何かを得るんです」が好きだなぁ。本って自由に読んで良いのよね⁽⁽ଘ( ˊᵕˋ )ଓ⁾


本の付録、羊毛フェルトの作品欲しいなぁ。この本は表紙もオススメです♪