2人の大統領が登場、混乱が続くベネズエラ、経済政策の混乱に伴い、今年2019年1月の物価上昇率は年率268万%に……
マドゥロ大統領が、欧米からの人道支援物資の受取を拒否したことから、物不足が加速……
IMFは『物価上昇率は今年中に年率1000万%』と予測、これを上回る可能性もあり、スーパー・ハイパーインフレ状態に。
グアイド暫定大統領は、同大統領を正統な大統領と認める40カ国以上と交渉、IMFを含む総額20億ドルの資金供給・支援を受ける計画を発表。政権運営能力を示し、マドゥロ大統領に早期退陣を迫る考えを示しました。
産油国のベネズエラはカネに困らないはずですが、最大輸出国のアメリカから経済制裁を受けてはどうにもならない状態。
すでに日常品でさえ札束が重くて買えない状態とも。このため国外脱出も止まらず……
政権が安定しても、自国通貨が事実上、紙切れとなったことから、経済の混乱収拾にはかなりの時間が掛かりそう。