アメリカの要請でカナダで拘束中のファーウェイ・孟晩舟CFOについて7日、カナダ・バンクーバーの裁判所で保釈のための審問が開かれましたが、結論が出ず、来週に持ち越されました。
米政府の代理を努めたカナダ検察は『複数の機関を騙し、ファーウェイ関係会社によるイランとの違法な取引に関与させた』として……
『詐欺の疑いがある』と主張。
一方、孟CFOの代理人は『中国の信用に関わるため国外逃亡の恐れはない』と主張しましたが……
結論は出ず、審問は週明け10日に持ち越しとなりました。
一部メディアによると香港にあるファーウェイの子会社スカイコム・テックが、イラン制裁の抜け穴になっていて2014年に一部メディアが報道するまで違法なイランとの取引が行われていたとも。
裁判で有罪となれば、最長禁錮30年とも。これはゴーン容疑者ほど簡単ではなさそうだし、中国も露骨に圧力を掛けてくるのは必至。