日産の中興の祖とも言えるゴーン容疑者の転落の背景は、20日のこんな映像からもわかります。日産・川口専務が20日午前に首相官邸に謝罪に訪問したところです。
巨大グローバル企業とは言え、民間企業の日産の幹部が、なぜ首相官邸に謝罪に出向いたかはWikipediaでも十分な説明がされていませんね。日産には事実上の国策会社の側面があり、それを主導したのが今は亡き大蔵省とその別働隊と言われた旧・興銀の暗躍。
1998年当時、経営危機に陥った日産を、仏・ルノーの傘下に入れて倒産を回避させたのも、日本政府の意向によるものであることは公然の秘密。
ルノーから招かれたゴーン容疑者が、ここまでの働きをするとは思わなかったのは、多分、日仏政府ともに想定外だったよう。
しかし、ここに来て、ルノー・日産・三菱自動車を、ゴーン容疑者が三社統一に動き出したのは、これまた想定外だったよう。
日産とオマケでも三菱自動車をルノーに持っていかれれば、未来永劫、利益をフランスに吸い上げられることになります。仮にルノーが日産・三菱自動車の株式の51%を取得すれば、ルノーの子会社となり、利益の51%がフランスに送金されることになります。
それは日産の成立に深く関与した日本政府には許せないことで、今回の変事となったよう。
ルノーの大株主であるフランス政府は引き続きゴーン容疑者の救出に務めるでしょうが、フランス外人部隊が使えないだけに、これは難しそう。
日産が、ルノー保有株を上回る44%の株主を味方につけるか、ルノー株を買いますかですが、前者の方が可能性はありそう。
もっとも三国統一を成し遂げたのは晋だったように第三の道もありそう。アサシン王子のオイルマネーも使えそうですね。




