群馬県の防災ヘリが墜落、9人が死亡した件で、遺体の回収が終わり、遺留品の捜索に入ったことから、運輸安全委員会も本格的に動き出したよう。
墜落3分ほど前のGPS記録により、Uターンするように旋回、飛行高度は2100m~2200mですが、現地は標高が高いことから、目撃者の証言通り、超低空飛行をしていことに。
さらに墜落直前150kmまで速度を上げ、水平飛行のまま山に衝突したように見えるとのこと。
同機は『ぐんま県境稜線トレイル』の視察を行っていた事から、高速を出す必要がありません。同機の巡航最高速度は243kmなので確かに早すぎ。しかも一般的に回転翼機の操縦が難しくなるとされる高い高度で急激な旋回をすることも不可解。水平飛行で山に突っ込んだのは墜落位置までの山の木々がローターで切られているのが見つかっているため。
何で上昇しなかったのか、出来なかったのが問題になりそう。事故機のベル412EPは導入から21年経過していますが、整備を終えたばかり。航空機は整備を確実に行えば、年数はあまり問題になりません。
信頼性の高い機体としれ知られ、世界で多数、使用されています。
運輸安全委員会によると1999年以降、8件事故報告があるとのこと。しかし、有視界で低空を飛行するヘリコプター事故率が高くなるのは致し方ないところも。
運輸安全委員会では最後の3分間に異変があったとして、気象状況などを確認、事故原因特定を進めるとしています。ダウンバースト局地的下降気流の可能性から見ていくつもりのよう。
しかし、激しい衝突から先は長そう。



