米抜きTPP環太平洋経済連携協定が、8日(日本時間9日未明)、チリの首都サンディアゴで、加盟11ヶ国が署名です。
茂木経済再生相は『21世紀のアジア太平洋地域に自由で公正なルールを作るものだ。これが成功すれば、他の多くの国や地域を引きつけることが可能になる』と述べました。
米抜きとはいえ、世界のGDPの13%を占め、人口5億人の自由貿易圏は十分巨大なもの。
当初、アメリカ・オバマ前大統領が強力に進めた協定ですが、トランプ大統領になって米は離脱、当初消極的だった日本が協定を主導することになると紆余曲折がありました。
TPPは、今後6ヶ国が国内手続きを終了してから60日後に発効となります。
日本は引き続きアメリカの参加の可能性を探っていますが、TPP関係者からは、アメリカはいらいないとの声も出ており、これまた皮肉な結末に。
ちなみにTPP11は、現在の正式名称はCPTPP(包括的かつ先進的TPP協定)となっており、新TPPと表記するメディアもありますが、関係者はTPP11と読んでおり、引き続き通称が使われそう。
本来なら今日一番のニュースになるはずでしたが、大雨、北朝鮮の乱入で、またまた扱いは極めて小さく。
今は小さいTPPですが、成長著しいASEAN諸国の一部を取り込んでおり、かつ環太平洋地域の自由貿易協定のデファクト・スタンダードとして、今後、次第に存在感を増していくはず。




