全固体電池、開発競争へ。EVシフトの要2017/12/31 | パイプと煙と愚痴と

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電気自動車の普及がなかなか進まない原因の一つが、充電時間走行距離。リチウムイオン電池になって大分改良されたのものの、それでも充電時間はフル充電で数時間とも。走行距離はバッテリーを増やせば走行距離も伸びますが価格が上昇する欠点が……

 

そこで電解質を液体から固体にする全固体電池開発が急ピッチとか。

 

鉛蓄電池でもリチウムイオン電池でも電解液を使う基本構造は同じ。この電解質を固体化して、高性能化しようというもの。

 

もし、予想通りの性能が発揮出来れば、走行距離は2倍充電時間は数分で終わるとも。

 

しかしながら、現在、全固体電池は開発中でまだまだ難関が控えているよう。

 

そこで自動車メーカー、電機メーカーが合従連衡中。トヨタ+パナソニック……

 

日産、ホンダも……

 

大手電機メーカーも続々参入中……

 

現在のところ電気をそのままの形で保存する方法は未だ研究室レベル。

 

燃料電池も水素の取り出しコスト、安全性引き続き未知数

 

今後、温室効果ガス削減を進めていくと、今のところベース電源原子力発電しかなく、そうすると夜間などに電力が余り始めた時の活用方法の一つとしても高性能蓄電池の役割は重要になります(ヒマなら原発の出力を下げろ!ってバカな質問はなしです)。

 

変動の激しい再生可能エネルギーバッファとしても全固体電池は有用。

 

全固体電池が完成すれば、応用範囲は電気自動車に限らず、非常に広範囲になりそう。

 

全固体電池を実用化した企業が世界有数の企業になることは確実。

 

しかし、ハードルも非常に高いので、温暖化防止に間に合うかが一番の問題

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