これまた毎年恒例になった出版不況のニュース、今年も出版物はダウンして13年連続、記録更新に。
市場規模はピークの平成8年の52%まで縮小する見通しとか。
しかし、書籍の売上は、新作小説や学習参考書でベストセラーが出たとかで、去年比3%の減少、苦戦中といえるレベル。
一方、どうしようもないのが、雑誌の売上で、マンガの単行本も落ち込み、去年比10%余減、20年連続減少の中でもかつてない落ち込みとのこと。
活字、マンガが飽きられたかというと、そうでもなく、電子出版市場は、電子出版が約10%、電子コミックが約20%と大幅増に。
かつて日本の大手家電が電子書籍端末に参入したものの、頑迷な出版業界の村社会に阻まれて、あえなく挫折。
結局、電子出版は海外勢に攻め込まれて、ついに日本の出版界も切り崩された格好に。
オヤジも、もう新しい小説は読まなくなったので、青空文庫のお世話になっていますが、美しい日本語に触れるなら、やはり漱石あたりからじっくり読みこなさないといけないと思います。
多分、来年も出版市場が落ち込むことは今から当確でしょう。





