豊島区で120年ぶりに幻の貝塚発見、蒔田鎗次郎2017/12/25 | パイプと煙と愚痴と

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単なるオヤジの愚痴です。

東京都豊島区、池袋駅から1.6kmほど離れた住宅街で縄文時代の貝塚が発見されました。

 

今年10月に豊島区の東武東上線の下板橋駅付近の建物の建て替え工事の際に大量の土器、貝殻が発見……

 

新たな貝塚発見かと思いきや……

 

実は明治29年に考古学者の蒔田鎗次郎氏が発見、学会誌に約3千年前から4千年前の縄文時代後期の貝塚で東池袋貝塚と発表していたことが明らかに。

 

しかし、その後の戦災宅地の開発の混乱によって約120年間、所在不明になり、専門家も既に失われたものと思っていたとか。

 

貝塚の規模から周辺には大規模な集落があったと見られ、貴重な再発見とのこと。

 

遺跡には土を盛って造った「盛り土遺構」火をおこした跡、貝塚からはハマグリやカキ、シカやイノシシの骨も見つかっており、縄文人がなかなかグルメだったことがわかります。

 

文献検索したヤツも偉いですが、明治中期には日本の考古学も活発に活動していたわけで、確かにまことに小さな島国が、開花期を迎えていたこともわかります。

 

オヤジのガキの頃は弥生時代が上等で、縄文時代が下等って教えられましたが、その後の研究で、縄文時代は独特の文化を持ち、自然と調和し長く平和な時代が続いていたことも明らかになっています。

 

しかし、鬼界カルデラの破局的噴火で致命的なダメージを受けたとされていますが、サバイバルした縄文人も多かったよう。一説には、このとき北回り、南回りで脱出した縄文人が南北アメリカ大陸まで到達した可能性があることがDNAの類似点で示唆されているとも。

 

鬼界カルデラ破局噴火は、阿蘇山の破局噴火より遥かに大きい世界全体に影響を与えたレベルの噴火

 

縄文人が現在の日本人の直接のルーツかは、諸説あるようですが、ちょっとはDNAに「記憶遺産」が残っているでしょう。

 

火山噴火にも原発爆発にも負けない日本人ですが、遺跡は無くさないようにしっかり保存しましょう……

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