国連安保理の北朝鮮、最強制裁決議後、初めて北朝鮮が反応を示しました。
まずは北朝鮮外務省は、我が国の自主権に対する乱暴な侵害で戦争行為とみなし全面的に排撃すると、毎度の型通りの反発。
また北朝鮮の末端組織の会合『党細胞委員長大会』の会合で、キム委員長は『米に核脅威を与えられる戦略国家として急浮上した我が国を誰も否定できない』とする一方……
『我々の前には多くの難関が横たわっている』と危機感を滲ませました。
そして『党の政策を貫徹してこそ、いかなる挑発と制裁も退けられる』として……
『米と敵対勢力は、制裁・圧殺の策動とともに、我が国に不健全で異色な思想の毒素を撒き散らしている』と、末端組織が動揺することに神経を尖らせているようにも。
『党細胞委員長大会』は共産主義特有の組織で、文字通り共産党の末端組織で、社会の底辺の隅々まで党の思想を徹底させると同時に監視社会を作り上げる役割があります。
その意味では、本来ならばキム委員長が対米戦に備えて檄を飛ばすところですが、石油の9割カットで、これから厳寒期を迎える北朝鮮で末端を締め上げて、不満が増幅するのを恐れたとも言えそう。
今のところ、北朝鮮は対米戦よりも冬を乗り切るのに忙しくなりそうな感じですが、偶発的紛争の懸念は引き続き残りそう。





