H2A、37号機、『つばめ』も分離成功。31回連続成功2017/12/23 | パイプと煙と愚痴と

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今日2017/12/23午前に打ち上げられたH2A、37号機は気候変動観測衛星『しきさい』に続き技術試験機『つばめ』分離にも成功H2Aとしては31回連続H2Bも合わせれば37回連続成功とのこと。

 

今回の打ち上げは2種類の衛星を、異なる高度に投入する初めての試み。これによりH2Aに衛星打ち上げ需要が増えるかも……

 

それより面白いのは超低高度衛星試験機『つばめ』(SLATS:Super Low Altitude Test Satellite)の方。

 

『つばめ』は今後、高度を下げ、最終的に300km以下の軌道に一定期間とどまるか試験するとのこと。

 

一般的に高度100kmを超えると宇宙空間ですが、この高度ではまだまだ、地球の大気が非常に薄いとは言え存在し、超高速で軌道周回する衛星には大きなブレーキとなります。しかし、地上の各種観測には超低高度を周回した方が高い精度の観測が出来ます。

 

そこで『つばめ』にはイオンエンジンを搭載して、軌道を維持させ、最終的に高度300km以下軌道維持、軌道変換の試験を試みるとのこと。

 

イオンエンジンは『はやぶさ』にも使用されているもので、推力は極めて小さいものの、長時間の連続使用が可能で、宇宙空間向きなエンジン。

 

超低高度軌道を長期間維持できれば、より詳細な観測結果を得たり、逆に搭載する観測機器を安価なもので済ますこともできます。今後の状況について注目すべき技術です

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