国連総会の米のエルサレム首都撤回決議の内訳が判明です。約3分の2が決議案に賛成、米がエルサレムをイスラエルの首都と認定したことに反対を明確にしました。日本がアメリカに楯突けたのは、アメリカを除く、イギリス、フランス、ロシア、中国の常任理事国が賛成に回ったところが大きいよう。
一方、明確に反対、アメリカに同調を示したのは、イスラエルは当然として、アメリカの支援が絶対に必要な国々。従って、イスラエル以外は、あまり世界的影響力なし。
棄権に回った国々は退席したり、投票のスイッチを押さなかったなど様々。国境を接するカナダ、メキシコは通商問題から致し方ないですが、その他の有力国はオーストラリアくらいですかね。こちらも消極的に米側に賛成ってところですか。
今後、和平交渉はフランス・マクロン大統領が協力するようですが、実行力は未知数。
問題はアメリカ・イスラエル同盟にイスラム諸国が中東からアジアまで一斉に反発していること。
すでにトルコが強硬にエルサレムのイスラエルの首都化に反対していますが、カギを握るのは中東で唯一、イスラエルと国交のあるエジプトの動き。
中東の元祖、盟主であるエジプトがサウジアラビア、イラン、トルコをまとめれば状況は大きく変わるかも。
核武装しているイスラエルでも三方から攻め込まれたら終わり。核を使えば欧州、ロシアも敵に回すことになるので、中途半端な核武装は威嚇にしかならないって証明にもなります。
これが最悪の結末ですが、昔からある最悪のシナリオで、米がエジプトとイスラエルの国交を結ばせた分断工作により、今までバランスが保たれていただけのこと。
これから先は神のみぞ知るってところです。





