キムくんが特大タイヤに触れてご機嫌です!
これは先日の火星15型ミサイルの移動用に使われたTEL輸送起立発射機のタイヤ。9軸18輪を装備した巨大車両。車両はどうやらタイヤを含めて北朝鮮製なことは確かなよう。
キムくんは輸入品より高性能をアピールしていますが……
問題は下の写真。TELからミサイルを垂直にして発射準備していますが……
発射時には発射台を切り離して、9軸18輪の巨大な輸送起立発射機はどこかに消えています。
移動式ミサイル発射機TELは、精密兵器であるミサイルを安全に目標地点に移動した後、速やかに発射することが求められています。ミサイルを直立させて、一々、発射台を切り離していたら、それだけ敵に見つかる可能性が高まります。
発射台を切り離せないのは、ミサイルの噴射炎に耐える構造になっていないからで、現状では単なるミサイル輸送車に過ぎません。
また巨大になるほど隠し場所が難しくなるのも問題。
冷戦中の旧ソ連は、TEL輸送起立発射機に常時、核ミサイルを搭載したまま、広大なロシア各地の森林地帯を不規則に走らせていたといわれています。これにはアメリカの偵察衛星も完全な補足は不可能だとお手上げでした。
ロシアの核ミサイルが固体燃料ロケットだった上にやたらに頑丈だったから出来たわけで、未だ液体燃料ロケットエンジンを使用している北朝鮮には、それは無理と言うもの。
日本としては、火星シリーズより日本の一部を攻撃可能な信頼性の高いスカッド系列の方が実際的な脅威であると思った方が良いでしょう。





