昨日、群馬県上野村に墜落・炎上した東邦航空のスーパーピューマ墜落事故、その後の調査でまたまた意外な事故原因の可能性が浮上してきました。
通常のヘリコプターで重要な部品であるテールローターが外れていたとのこと。
ヘリは何らかの理由で引き返し、高度を下げて行きました……
下の画像が、墜落直前の機体。特に機体の形状に異常は見られません。
しかし、墜落後の調査でヘリコプターの後部にあり、メインローターの反動トルクを打ち消すテールローターだけが墜落場所から数十m離れた場所で見つかったとのこと。
このタイプの機体ではテールローターの異常や破損での墜落は珍しくありませんが、完全に折損、しかも空中でそれが起きたとすれば、珍しい事故になりそう。
目撃者の一人は『後ろの何かわからないけど(部品が)飛んだ』……
『1秒か2秒の間に後ろがなくなり、頭が重くなって、錐揉み状態で』落ちたと証言しています。
オスプレイを含めて回転翼機は、前進速度など条件を満たしていれば、エンジンが停止しても竹トンボと同じ原理でオートローテーションで、死なない程度に着陸できる安全な設計になっています。
しかし、さすがにテールローターが空中で折れてしまえば、もうどうしようもありません。
とは言え、重要部品だけに入念に設計されているし、回転させるための各種ワイヤーやロッドがある部分なので、写真のようにキレイに折損するとは通常考えられない部分。
大分前にメインローターが空中で外れたって事故はありましたが、これは操縦ミスで異常な力がメインローターに加わったためと判明しました。
しかし、テールローターはもともと、メインローターほど負荷が掛かる場所でもないので、航空事故調査官は、かなり頭の痛い日々が続きそう。







