昨年、沖縄・名護沖の浅瀬にオスプレイが不時着水した件で、米側が防衛省に最終報告です。
オスプレイの空中給油は下図の通りプローブ・アンド・ドローク方式。簡易な空中給油方式と自衛隊を含め世界中で使用されている方式。
簡易なだけでなくオスプレイを含めたヘリコプターでは構造上、フライングブーム方式が不可能なので、これ以外の選択肢はありません。
しかし、プローブアンドドローク方式には給油を受ける側に高度な操縦技術が要求され……
米軍の最終報告によると訓練当時、難しい気象条件で給油機から伸びた燃料を送るホースが安定せず……
パイロットが速力を上げ過ぎた結果、給油機との間で正常な距離を保てなくなり……
オスプレイの右のプロペラが給油ホースの先端に接触したことが原因として、初期の分析通りの結論となりました。
この結果に沖縄・翁長知事は『パイロットの責任にみんなしている』と米パイロットを擁護していますが、その通りで、湾岸戦争の時だったかがイタリア空軍がぶっつけ本番でプローブアンドドロークで給油を試みたところ、全機給油に失敗。攻撃せずに引き返したって珍記録もあるほど……
しかし、オスプレイの『欠陥についてはもう言わないようにしている』と、毎度のオスプレイ欠陥説を展開
オスプレイみたいな全くの新型機の場合、パイロットは慣れるまで相当の時間が掛かるのは当たり前。民間機でも、エアバスが操縦系を一新したためパイロットが追いつかず名古屋空港で墜落、ほぼ全員死亡した事故もありました。
米軍はすでにシミュレーション訓練の強化を発表していますが、やはり最後は実際に飛行して訓練するしかないのが軍用機の難しいところ。
沖縄県もオスプレイ欠陥説を展開するなら、オスプレイが転換飛行に入った際のエンジン出力が不安定になる問題など具体的な例を取り上げてはいかが……







