昨日は、ネコ、快楽殺猫魔逮捕のニュースがありましたが、今日は猫が致死率20%と言われる危険なSFTS(重症熱性血小板減少症候群)に感染、飼い主が死亡するケースも出てきたことから注意が呼びかけられています。
もともと、山林に入り込まないと、まず噛まれる心配のないマダニでしたが……
西日本の50代の女性が昨年、ペットの猫に噛まれたことからSFTSを発症、死亡したことから注目されるようになりました。
すでにSFTSに感染した猫も発見されているとのこと。
獣医師への調査では、やはり西日本での被害が多いよう。
しかし、噛まれた直後はマダニは非常に小さいので、よくチェックしないとわからないのが実情のよう。
原因はイノシシなど各種野生の動物が市街地に下りてくる機会が増えたことから、人間の生活圏でもマダニが増えたとも……
対策としてはペット用のダニよけのクスリの使用や、外から戻ったら十分な確認、クシなどで除去することも必要とのこと。
今やペットはすっかり家族同然、濃密な接触も増えているだけに、十分な注意が必要です。
ちなみに、人間にマダニが付いた場合は、愛煙家ならタバコの火などを近づけ、マダニの方から離れるようにするべき。押しつぶしたりするとマダニの体内のウィルスで汚染された血液が逆に体内入るのでしてはいけません。もっとも、タバコには元々虫除けの効果もあるので、愛煙家が噛まれるリスクは低いと思います。
また、マダニが離れても止血せず、血が流れるようにした方が感染のリスクが減ると言われています。ヒルも同様ですね。
いずれにせよ、念のため病院に行った方が良いでしょう。
禁煙家の人はどうするかは、知ったことではありません。