米国防総省は23日、東シナ海の北側、国際空域を飛行中の米電子偵察機EP-3に中国軍の殲10戦闘機が異常接近したため回避したと発表しました。
場所は山東省から150kmの国際空域で、殲10はミサイルを装備し90mまで接近したとのこと。
米国防総省によると、殲10はEPー3の下を高速で追い抜き、速度を落として前方に出たためEPー3は回避措置を取ったとのこと。
東シナ海、南シナ海では度々、米軍機に対する異常接近が発生しています。
しかし、中国軍機の妨害行動は、いずれも米軍側は非武装の情報収集機などで、米戦闘機を相手にする度胸はまだないよう。