北朝鮮の分析を行っているジョンズ・ホプキンス大学の38ノースは、14日、新たな衛星写真を公開し、北朝鮮がプルトニウムの抽出を行った可能性があるとしました。
場所は北朝鮮・寧辺にある核施設で去年9月~先月に掛けて核施設内部の温度変化の衛星写真分析結果を公表……
去年9月~10月、今年3月~先月にかけて施設内部の温度が上昇したことが熱分布画像により判明したとのこと。
これは燃料棒からプルトニウムを取り出す際に見られるもので、同グループは『北朝鮮のプルトニウムの保有量が増えた可能性がある』としました。
また同グループはウラン濃縮装置も稼働した可能性もあるとしていますが、高濃縮ウランを生産しているかは断定できないとのこと。
38ノースは今年4月に北朝鮮が約20発の核爆弾を保有と分析、核弾頭6~8発相当のプルトニウム32~54キロを保有していると試算しています。
プルトニウムより高濃縮ウランの方が、北朝鮮でも楽勝なローテクで核弾頭を作れるので心配ですが……
いずれにせよプルトニウムを抽出したとすれば、核実験に伴う、新たな核弾頭の補充用ということになり、核実験に踏み切る段階に近づいたのか、あるいは有事を想定して、核施設が破壊された時に備えて、予めプルトニウムの在庫を増やしたかでしょう。
大甘に見て北朝鮮のICBM技術に目処がついたとすれば、次は核弾頭の小型化高性能化に軸足を移すことになりそう。さすがに北朝鮮に臨界前核実験やシミュレーション技術はないでしょうから、実際に試験を行い試すしかないでしょう。
また一歩、緊張状態はステージアップですかね。




