3日、自称・イスラム国の首都ラッカの中心部、『ラフィカの壁』と呼ばれる歴史的城壁を空爆で破壊、突入した模様。
城壁で囲まれた旧市街に立てこもるIS戦闘員に対し、有志連合が空爆により城壁25mを破壊、そこからクルド人部隊が突入……
しかし、IS戦闘員は路地が入り組んだ旧市街の地形を利用し、激しい抵抗を続けているとのことですが、いよいよISの首都陥落も大詰めとなりました。
『ラフィカの壁』は全長2.5kmに及ぶ歴史的建造物なため、有志連合は25mのみを破壊したとしました。
現代戦でホンモノの城で攻城戦が行われたのは、これが初めてかも。さらに城壁を空爆で破壊したのも、おそらくこれが初。
日本でも大阪の陣で大砲が使われたのは良く知られていますが、日本はこれで攻城戦はほぼ終わったのに対し、西洋では十字軍とイスラム諸国との戦いはそれから本番となり、双方ともに巨大な攻城砲が登場、防御基地としての城の役割は終わりました。
それから数百年経って、おそらく精密誘導爆弾で城壁を破る、新戦法が登場したのは快挙と言いますか、進歩がないと言いますか……
ラッカは、先日、ほぼ陥落したイラク・モスルと違って、IS殲滅のため、ラッカを完全攻囲。IS戦闘員も逃げ場がないため、必死の抵抗はまだしばらく続き、双方に大きな被害が出るのは必至。




