現在最速のスーパーコンピューターの数千倍の計算速度が可能とも言われる量子コンピューターの基礎研究で大きな前進があったとのニュース。
ガセネタかと思ったら、世界で初めて『量子もつれ』を利用した情報伝送に成功した東大・古澤明教授のグループなので間違いはなさそう。
今回の成果は情報を伝え合う『量子もつれ』の状態にある量子を無制限に作り出すことに成功したこと。ここらへん、門外漢には難しすぎですが、一般的には同時に情報を伝え合う量子を制限なく作ることが出来、利用上の制限がなくなったのが大きな前進と考えれば良いみたい。
基礎研究としては大きな前進ですが実用化はまだまだ遠い話。古澤教授も『乗り越えるべき壁は高いが20年ぐらいかけて』……
『量子テレポーテーションを用いた量子コンピューターが出来たらいい』というレベル。ハイテクほど時間がかかるのは2001年を過ぎたのに未だに月面基地も惑星間宇宙船がないことでも良くわかります。まあ、人工知能が割りと早く実用化に達しましたが、それでも半世紀かかっています。
まあ、良くて量子コンピュータ完成まで半世紀は掛かるかも。
しかし、もし完成すれば、例えば極めて高精度な地球環境のシミュレーションが可能になり、その頃には手遅れでしょうが懐疑論者を論破することが簡単になります。
遺伝子の解析が高速で可能になるため、難病の治療や創薬に利用できそう。
他にも現在のスーパーコンピューターでも使い放題なら可能とも言われるチェスの必勝手が、量子コンピュータなら将棋の必勝手も発見できそう。
ちなみにスタートレックで有名な転送装置も、量子テレポーテーションを利用すれば理論上は可能。ただし、転送元は転送と同時に破壊されてしまいます。量子レベルで完全に一致するモノはこの宇宙では存在出来ないようです。
しかし、量子レベルでは全く同一ならオリジナルと言えると最近の量子物理学者は考えているよう。転送装置でコピーを作れば、オリジナル・アリスを壊しても心配ないってわけです。
正月らしい夢のあるニュースですが、最大の問題は地球温暖化により研究時間が残されているか?ってこと。
完成した量子コンピュータとAIシステムをリンクさせ『人類の余命は?』と聞いたら『諦めましょう』って答えが返ってくるかも……
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